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太々御神楽祭2017①

山梨県富士河口湖町にある河口浅間神社へ行って来ました。

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こちらで行われているのが「稚児の舞」。昭和35年に山梨県の無形民俗文化財に指定され、今年2017年には国の重要無形文化財に指定されました。
「稚児の舞」は、4月25日の「孫見まつり」と7月28日の「太々御神楽祭(だいだいおかぐらさい)」に奉納されます。

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富士山を鎮めるための舞であり、始まったのは1100年以上前と言いますから大変に歴史のある舞です。
「稚児の舞」のことは以前から知ってはおりましたが、本格的に行ってみたいと思ったのは、ダイドー「日本の祭り」で放映されているのを観てからでした。



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昨年は予定と重なってしまったのですが、今年は念願かなって「太々御神楽祭」にお伺いすることができました。

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「太々御神楽祭」の日は朝より地元、富士河口湖町の方々が準備をされます。

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神様にお供えされるお餅やお赤飯などもこの場で準備されます。

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また別のところで改めて触れさせていただきますが、今回の太々御神楽祭、僕にとってはこの準備をされる時間にとても魅かれるものがありました。
本当に地域の方々が、この太々御神楽祭、稚児の舞を支えておられるなぁと。

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しばらくするとお稚児さんが来られました。

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早く着いた子が、後から来る子の準備をしてあげる姿勢にも感心しました。
ダイドー「日本の祭り」でも、「稚児の舞」は舞いを教えるだけではなく礼儀作法なども教えられると語られており、まさにそれを感じるところです。

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舞の先生や、他のお稚児さんたちも集まって来られました。みんなこの日にむけて練習を重ねてこられました。

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和やかな準備の雰囲気がとても心地よいです。祭りとして長く重い歴史のある中にも、こうして子どもたちは楽しみながら、その時代時代の大役のバトンを繋いでこられたのでしょうね。

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瓔珞(ようらく)を被ると、一段と華やかになり舞の始まりが近づいている気配も漂い始めます。

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美しくかつ凛々しいです。

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お稚児さんは、白の小袖の上に緋の千早と指貫袴を着して刺繍を施した陣羽織を重ね、緋の襷を掛けて顔には化粧を施し、頭に瓔珞を被る独特のいでたち。大変に見ごたえがあります。

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先代の舞の先生も来られました。ダイドー「日本の祭り」で見た時、ちょうど今の先生に世代交代が行われる年だったのですが、こちらの先生は60年以上に渡って指導されてきた、まさに「稚児の舞」といっしょに生きてこられた先生で、僕にとっては初めて観る「稚児の舞」ですが、先生の歩んでこられた道に尊敬の念を感じます。お姿を見させていただくことができ、とてもうれしかったです。

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到着してお詣りを済ませるなり、まずお囃子の方々に深く丁寧に頭を下げられる姿勢を見させていただくだけで、先生が「稚児の舞」にかけてこられた思いが感じられて、感動するとともに、観させていただくこちらも身の引き締まる思いです。

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お稚児さんも準備をすませ、一列にきれいに並ばれました。

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大きなお稚児さんは、余裕あり!といった感じです。

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まだ新米のお稚児さんは、少し緊張の面もちかな。

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軽快な太鼓の音が境内に響きわたり、笛の音がこだまします。

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1000年以上にわたり富士山を鎮めるために舞われてきた「稚児の舞」が始まります。


(その2)につづく



by senbei551 | 2017-07-28 11:00 | ◇河口稚児の舞 | Comments(0)

時々写真を撮りにいきます。主に祭りと子ども。子どもの笑顔を撮るのが一番好きです。


by senbei551