舞っているほうも楽しいだろうなぁ!地域活性化の事業で訪れて花祭りに参加し、ここでえしか体感できな心地よさが忘れられずに、引っ越してきた方の話を聞いたことがあります。
つづいての「花の舞」は「湯桶(ゆとう)の手」。鈴とお酒を注ぐための湯桶を持って舞います。なぜそのようなものを持つのか、ほんと不思議!!青年、大人の舞は「扇→やち→剣」となるのに対して、子どもは「扇→盆→湯桶」です。
それぞれに舞の難しさの違いのようなものもあったりするのでしょうか?
小さくても立派な舞手さんです。
「乾杯」って言いたくなるな(笑)本当はもっとお酒を飲みたかったのですが、売店までいつ飲みに行けばいいのか。タイミングがつかめずあまり飲むことができませんでした。
七回目の「宝の舞」です。
この頃ちょうど0時をまわり、日付が4日となりました。
続いてが子どもの「花の舞」最後を飾る「舞い上げ」です。
足がつかないように肩に載せられて登場です。なんで舞い上げだけ足が着かないようにされてるんだろう。
「花の舞」の最初に花笠をもって踊るのを「舞い下ろし」とも言うらしく、舞い上げと両方、一番小さな子三人が舞う…というようなことも読んだのですが、最初に踊った「扇の手」はむしろ大きな子どもが待っていたし、よく分からないなぁ。「舞い上げ」は舞はじめのようなものなのでしょうか?
なんにせよ一番小さな子どもたちが体に合わない大きな衣装を着ての舞はすごくかわいらしいです。
本番を舞いながらも「こうするんだよ」と教えてもらいながら(^^)
まだまだたどたどしいお遊戯の発表会のようですあ、今立派に舞っている青年や大人たちも、ここから「花祭り」舞の人生をスタートさせてきたのでしょう。
ついついあくびがでちゃう(笑)時間は0時を回っています。小さな子どもがこんな時間まで起きて、がんばって舞うっていうのは本当にすごいなぁと感心します。
お疲れ様でした。最後にまた担がれて支度部屋へと帰っていきます。着替えたらすぐ撃沈してしまうことでしょうね。
子どもたちの出番あ終わり、「花祭り」はここから一気に深夜の濃い祭りへと姿を変えていきます。
その始まりとして行われるのが「市の舞」。舞庭にあふれる人たち。その中、榊をもった青年が分け入って釜の周囲にぐるりと道を作っていきます。
そして道が出来上がったかと思えば、周囲の「てほへ」の掛け声のピッチがあがり、盛り上がってきたー!と思ったら…
バシコーン!!!と青年が狂ったように榊を振り回して観衆たちをぶちのめしていきます(笑)
「ぎゃーーー!」「わーーーー!」と阿鼻叫喚に混じって「ぶってーーーー」という声も(笑)
黒川村の人たちは全員「M」に育つのか!!というくらいみんながぶたれに集まります。…が実はそういうわけではなく、榊でぶたれることで清められるのです。それにしても激しい(笑)
しかも一回狂宴が終わった!と思ったら、間髪入れず二人目が出てくるのです。横では将来の「S」くんを育て上げる姿が(笑)
「髪が生えますように」と榊に頭をこすりつける人も。そんな効果があるのだろうか!それにしては、毛の薄い人が多い…え~っと、なんでもありません。ま!僕もそうなんですが!!
そしてまたどつかれる(笑)わたくし、先ほどはあまりどつかれなかったので、今回は積極的に榊の前に突撃しました。
そしてバシコーン!!おもっきりぶたれましたよ!今回は!
「やったーーー!」と喜ぶ自分に笑えます(笑)そして、シャレにならんくらい痛いねんこれがまた!!痛いけどうれしかった。不思議な舞!!
榊、つまり木ですからね!!ドラクエでいう「ひのきの棒」みたいなもんですよ。スライムくらいならやっつけられそうです。
そして間髪入れず第三ラウンド。第二ラウンドで燃え尽きたわたくしは、安全地帯から、人々がぶたれ叫ぶ姿を眺めていました。
こういうのも出てくるわけです(笑)これ絶対痛い!ぶつ方も一切手を抜かないガチンコだぜー!
「市の舞」おもしろい!!!深夜やるからなお面白い!!!
その頃支度部屋では!!!
鬼様。いよいよ出番です。
(その5)へつづく。