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長浜曳山まつり2016②

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お弓!それお弓!!お弓!それお弓!!

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「せんべぇはん、のっけから飛ばしすぎでっせー!」「ほんまですがなー!」
…と妙天、妙珍さんに言われそうなので、お弓はんにつきましてはまた後ほど登場していただくとして

八幡さんでの「子ども歌舞伎」公演。全12町のうち、今年の出番山のトリを務めますのは、四番山「萬歳楼」であります。

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外題は「傾城阿波の鳴門 どんどろ大師の場」。涙なくしては見れないお話です。

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「ハンカチ片手にどうぞご覧くださいませ~!!」とは言っておりませんが、ハンカチ必要です。
「わたくしのかわいさに免じて」という口上に、出だしからお客さんの笑いと心を掴むあたり、振付の市川団四朗先生のお力でしょうか!

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舞台は、どんどろ大師の門前にあるお茶屋。
お茶屋の看板娘(きっとそう!)お花ちゃんが、またかわいい!余談ですが萬歳楼の役者の中では最年長!…と言っても12歳。
お花ちゃんに「この顔を見なかったかい?」と手配の人相書きを渡したのは

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涼し気な顔で「きまってるだろう!」と目線をくれた目明しの清次。
最初は舞台方だったけれども、二人も必要あるまい!ということで急遽用意された目明しの役。
本来の「どんどろ大師の場」には出てこない役柄とのこと。

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「きっと捕らえてみせたるでー!」とかっこよく決めた清次は、十郎兵衛という男を探している様子。

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そして出ました。さっきも出たけど妙天、妙珍のふたり。

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このふたりの掛け合いが最高なんです。
「これ玉子焼きちゃいますがな!たくわんですがなー!!」

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声といい、おそらくは演じている子ども自身の性格といい、妙天、妙珍にぴったりなんです。
それぞれの子を、その配役に指名した、おそらくは団四朗先生の妙技でしょう!

そして配役の妙技といえばやはりこの人!

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はい出ました!お弓はん。
団四朗先生に、外題として「どんどろ大師」を依頼した萬歳楼こと瀬田町組。そこで先生が言った言葉が
「(どんどろ大師をしたいなら)まずは、お弓を見つけてきなさい」

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その団四朗先生に「お弓にぴったり」と言わせた、萬歳楼のお弓はん。
本当に魅力的でした!

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「巡礼にごほうしゃ~~」と登場したのは、お鶴ちゃん(7歳)。役を演じている子は9歳。

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話を聞いているうちに、お鶴が三歳の時に残してきたわが子と知り苦悩するお弓。

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目明しが探していた十郎兵衛は自分の夫。つまりはお鶴の父。
お弓と十郎兵衛は、鳴門藩にて盗まれた名刀を探すため三歳の娘お鶴を置いて旅に出たのですが
刀を取り戻そうとする中で、咎人となってしまい役人に追われる身なのです。

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母に会いたいというお鶴に自分がその母親だと明かして抱きしめたい。
しかし咎人となった両親では、打ち明けたとてお鶴に不憫な思いをさせるだけ…。

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お弓のお鶴を思う心、これが本当に演技なのか!!?と思えるほどの熱演で、レンズ越しにお弓の嘆き苦悩する表情を見ていて目頭が熱くなりました。
お見事!萬歳楼「傾城阿波の鳴門 どんどろ大師の場」。二日間で五回観ることとなりました。

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舞台を終えた曳山は御旅所に向かって八幡さんを出ていきます。

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友だちを見つけてこの表情。
「うわ~!ほんまに◯◯(名前)や!」と友達も驚きを隠せない様子だが、その驚きの中にも役者を務める友人への尊敬の気持ちが見え隠れする。

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曳山が通るぞー!

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拍手の中、若衆によって舞台から運ばれる役者たち。

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お見事でした!!

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町の中を進む曳山。豪華絢爛!知らないで運転している人がいたら、目の前に現れたらビックリだろうなぁ。

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場所を変えて、萬歳楼の二回目の舞台が行われます。幕の後で、髪を整えるお花ちゃんの姿は女の子そのままに見えました。

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先ほど観たばかりなのに、また見入ってしまいます。

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すばらしい舞台でした!

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こうやって町の若衆たちが、役者たちを世話し盛り立てる様子もとてもすばらしいなぁと思います。
役者たちもまた成長すると、自分の後輩たち、小さな役者たちの世話をするのでしょう。
そうやって400年間、長浜曳山まつりの子ども歌舞伎が受け継がれてきたのだと思うと感慨深いです。

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途中、少しですが常盤山の舞台を観ることもできました。
この頃になると日が傾き、長浜の町を夕焼けで染めていきます。

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朝の八幡さんでの舞台もすばらしく、道中夕陽色に染まる長浜の街中での舞台もすばらしい。
そして、この後行われる御旅所での夜の舞台もすばらしい。

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出番を終えた、おむらは曳山の裏で待機中。日が暮れてくるとめっきり寒くなってまいりました。

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疲れて来ていたところで思わぬ遭遇。勝山左義長まつりの皆さまです。祭り見学とのこと。
朝から、ほとんど人と話せる機会もなかったので、元気でました!

名物「焼鯖そうめん」をいただいた後、いっしょに御旅所へ向かいました。

(その3)につづく。


by senbei551 | 2016-04-15 16:00 | ◆滋賀の祭り | Comments(0)

時々写真を撮りにいきます。主に祭りと子ども。子どもの笑顔を撮るのが一番好きです。


by senbei551