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ねんねこ祭り(宵宮)

和歌山県串本町田原にある木葉(このは)神社(祢んねこの宮)まで「ねんねこ祭り」を観に行ってきました。
五穀豊穣に感謝し、子安信仰・子孫繁栄を願い数百年の間受け継がれてきたお祭りで、昭和56年には県の無形文化財にも指定されております。
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紀伊田原駅で電車を降りると、すぐ横に木葉神社が見え、美しいイチョウの黄色が驚かせてくれます。
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境内から聞こえてくる「ねんねこ♪ねんねんこ♪」という唄声。とてもよい雰囲気でした。
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明日のお祭りにむけて最後の予行が行われている間、表では氏子の方々が薪で暖をとられており、お祭りについていろいろとお話をお伺いさせていただきました。ありがとうございます。
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木葉神社の本殿に社殿はありません。社殿を作れば火事になるとの言い伝えがあり、禁を破って社殿を作ったところ、火事になって焼け落ちたそうです。 コノハナサクヤ姫が祭神だと言われておりますが、火事で一切の文章とともに由来も失われてしまい、神功皇后をお祀りしているという説もあるようです。
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宵宮の日は朝から獅子舞が氏子域をまわっているほか、晩の18時半ごろから祭員(御飯持1人、大幣(オーベ)1人、御幣差し6人)が神職に伴われて海岸で潮水をつかいお祓いをうけます。
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道中一切言葉をかわしてはいけない決まりがあり、暗闇の中、足元を照らすあかりと、足音だけが海岸にむけて進んでいきます。昔からかわらぬ光景なのでしょう。星空も美しく、とてもよい雰囲気でした。
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こちらの海は「海霧」でとても有名な場所だそうです。
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海岸に設けられたしめ縄の下、神職の手によって祭員の身が清められます。昔は二日前の晩に行い、宵宮の晩には神官が境内にある井戸で身を清められていたようです。
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海岸から神社への帰り道も一切口を聞いてはならず、行きとは違う道を走って帰ったそうですが、現在は違う道を通ること以外は省略されております。
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神社に帰ると軽快な音に合わせて獅子舞が舞っておられました。
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お祭りの現在では観光として持っている側面よりも、こうして地元の人たちだけが祭りを愛して楽しんでいる光景がとても好きです。よそ者の自分が言えたセリフではありませんが。
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御飯餅をする女の子と、御幣差しの男の子たち。みんな一晩ここで精進料理を食べ身を清めます。全校生徒が20人ちょっとと聞きました。子どもたちにとっては、知った仲間どうしで一泊するなんて楽しいんじゃないかな。と思いました。
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獅子舞が境内を出て行きました。ちびっ子たちの提灯に続いて先頭をしているのは、竿の先に花傘をつけた「先馳」、つづいて提灯をたくさんぶら下げた「高張」です。「むかしは提灯の数ももっと多かったんだけどね~」と氏子の方が話しておられました。それでも、こうして祭りを受けついてこられていることは貴重なことだと思います。
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「ねんねこ祭り」のポスターに描かれていた「かわらないものがある」という魅力ある言葉がふさわしいです。
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街角で少し舞われた後、神社から比較的近い広場で本格的に獅子舞と天狗を舞われます。
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このお囃子のリズムがまたいいんですわ。それをみんなが楽しんでやっている雰囲気がビシビシ伝わってきてさらにいい気分になります。
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ここでお神酒をいただいてしまいまして…そこそこ大量に。空きっ腹になんとやらで、いっぺんにまわってしまいましてけっこう記憶が飛んでます(笑)
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獅子舞のリズムとお酒にすっかり酔ってしまいました。
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獅子舞の動きすごいよかったです。生きた迫力がありました。獅子舞っていいな!と心底思いました。
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当てにならない僕の記憶が間違っていなければ8種類獅子舞の演目があるそうです。見ごたえがあります。
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いや~いいですね!
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天狗は子どもが行います。今年は小学2年生の子が初舞台とのことで、おじいさんというには若い方を含めみなさんが応援されていて、とてもよい雰囲気でした。
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途中決めどころで舞台袖からおひねりがたくさん飛んでくるのもいいですね~!!それにしてもなかなかに難しい演目だったと思います。小学2年生の子がよく勤め上げたな!と驚かされました。初舞台おめでとうございます。
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最後に獅子舞がもったいぶるようにくす玉を割って終了となります。
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みんなの健勝を願って万歳をしてお開きとなります。最後までいい雰囲気だ~。

…と最高の気持ちで一日を終えると思いきや、ここで実は少し前にえらいことに気がついてしまっておりました。お祭りに行く時は帰る時間も遅くなるのでだいたいホテルは素泊まりで、晩ごはんは近くのコンビニで調達することが多いのですが…コンビニがない!!スーパーもなくて…なんとこの日は晩ごはん抜きでした(笑)

氏子さんが軽トラで乗せて行ったろか?と言うてくださったのですが、獅子舞見とれているうちにその方とはぐれてしまい、後日「昨日は晩ごはん大丈夫だった?」と心配させてしまう始末。申し訳ないです。そしてありがとうございます。

次回は、晩ごはん用意で行きたいと思います(^^)



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by senbei551 | 2013-11-30 22:35 | ◆和歌山の祭り | Comments(0)

時々写真を撮りにいきます。主に祭りと子ども。子どもの笑顔を撮るのが一番好きです。


by senbei551