長浜曳山まつり2017①

滋賀県長浜市へ「長浜曳山まつり」を観に行ってきました。
長浜曳山まつりは2013年2016年と観に行き、今年2017年で3回目になります。
三年周期で当番町が巡るので、毎年同じ当番町の時に観に行っていたことになるのですが
今年はユネスコ無形文化遺産に登録された記念に、全13の曳山がそろい踏みするということで観に行きました。

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始発で出ましたが、朝渡りはもちろん太刀渡りにも間に合わず、かろうじて翁招きから観ることが出来ました。

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壱番山が所定の位置に移動されて行われる三番叟。

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壱番山は諫皷山(かんこざん)の「花祭長浜城」。
モーツァルト作曲のオペラ「フィガロの結婚」を歌舞伎化した作品だとのこと。
なんだそれ?と思ったけれども、すごく面白かった。
主人公である福江五郎義貞は、本当に美少年で
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五郎と恋仲の鈴江は、とてもかわいらしく、横で観てた見知らぬおじさんが「今年ナンバーワンやな!」とわが娘自慢のように唸っておりました。

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五郎にかんざしを褒められてのこの表情など、ほんとに恋する乙女だな!って感じ。お見事。


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五郎に恋する中年おばさん葉山。セリフ回しと表情がすばらしく観衆の心をがっちりつかんでいました。
秀吉の妻ねね様には後程登場いただくとして

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壱番かわいらしかったのは、ねね様に恋をする小姓の数馬かな。

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なによりキャラとしては秀吉がいちばんおいしい役。すけべぇ丸出しで面白かった。
「おまたせ 鈴江ちゃん♡」ってところはすごくウケた。

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暗闇での様子などドリフのようだし、ストーリーが分かりやすく、キャラがたち、演出・構成がすばらしく
「子ども歌舞伎って、こんなにおもしろいんだ!」と初めて曳山まつりに足を運んだと思しき方々が心底喜んでおられました。

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全てがこう分かりやすい楽しい狂言ではなく、重厚な狂言をやってくれる山があるからこその演目であると思いますが
めちゃくちゃ楽しめました。

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曳かれて登場の弐番山は「春日山」。

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外題は「紅葉狩」。
衣装や演出の華やかさもあり、見どころも多く見ごたえがありました。

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実は鬼女だった更科姫。これさっきの御姫様と同じ子がやってるの??

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お見事でした。

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参番山は「月宮殿」。

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外題は「本朝廿四孝十種香の場 奥庭狐火の段」。

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こちらの狂言は、素人目ですが仕草の美しさかっこよさが断トツだったように思います。

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写真を撮っていると、あとここでもう少し目線を下げたら。首をクッと傾げたら、あと0.5秒静止していたらすごく美しいのになぁと、個人的感覚しかも素人ながら感じることがあるのですが、こちらの狂言は決めどころがしっかり押さえられており、仕草もとても洗練されたいたように感じました。

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かっこいい。

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特に八重垣姫の勝頼への想いを人形浄瑠璃として演じるところがすごく面白かった。

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翼があって勝頼さまのところに飛んで行けたなら!!

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八重垣姫の儚い美しさに魅了されて、何度も足を運びました。

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最後を飾る四番山は「青海山」。

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外題は「伊勢音頭恋寝刃 油屋」。

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実は壱番山の「花祭長浜城」以外、観ていてストーリーがよく分かっていなくて(笑)
帰ってきて、あちらでいっしょだったおなじみ「ゲジデジ通信」さんを観て内容をしっかりと把握した次第です。
理解力の足りない自分なので、もう少し調べてから行けばよかった。

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「油屋」もストーリーをなんとなくでしか把握できていないながらも、クスリと笑わせてくれるところなどあって楽しめました。

長濱八幡宮で行われる「奉納狂言」四番全てを観ると、実はけっこう時間が経っていたりします。
今年は特に雨が降ったり、晴れて暑かったり、ユネスコ登録に土日と人も多く場所確保に客も少し殺気立っていて疲れてしまいました。
八幡さんから御旅所までの途中でも狂言が行われるのですが、お昼ごはんを食べてそのまま御旅所に向かうことに。
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移動途中、八重垣姫を横からですが観ることができました。

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儚い美しさと書いたけれども

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狂言が終わったら、本当に倒れそうな儚さでした。大丈夫?と心配になるほど。

(その2)へつづく。

# by senbei551 | 2017-04-15 10:22 | ◆滋賀の祭り | Comments(3)

時々写真を撮りにいきます。主に祭りと子ども。自分も供奴として住吉大社で祭りにご奉仕させていただいております。


by senbei551