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法輪寺「十三参り」撮影

随心院「はねず踊り」にご縁をいただき、ご依頼で法輪寺「十三参り」の撮影にお伺いしてきました。「十三参り」というものを以前から知ってはおりましたが、見るのも撮影するのも初めてで、機会をいただけて感謝です。


「十三参り」は京都では古くからの習わしで、数え歳十三歳になった男女が法輪寺の虚空蔵菩薩にお参りし、十三歳の厄難を払い知恵と福徳を授かってきます。
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その帰り道には、桂川にかかる渡月橋を渡りきるまでは決して振りかえってはならず、振りかえると授かった知恵と福徳をなくしてしまうと言われており、まっすぐ前だけを向いて進む姿が傍から見ていて微笑ましいです。

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当日は、ヘアーメイク・着付けから撮影させていただきました。はねず踊りの時に白塗り姿しか観たことがなかったので、真っ白じゃない顔でお会いするのはこれが初めてで僕もちょっと緊張。

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髪の毛をセットして、着物を着てどんどんきれいになって行く様子を目の当たりにして、こういうのは男の子と違っていいものだなぁと思いました。

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着物に合わせた帯を選んだり、組み合わせによって見た目も変わるもので、見ているだけでもちょっと心わき立ってしまいます。

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かるく紅をさして準備完了!法輪寺に向かいます。

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今回は姉妹でいっしょに「十三参り」でしたが、ふたりとも性格が全く違って、それでいてとても仲が良くずいぶんと笑わしてもらいました。車中でも「法輪寺」を「少林寺」と話していて、きみたちは拳法の修行に行くのかと(笑)
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法輪寺に到着。落ち着いた門構えと新緑がとてもきれいでした。本来は4月13日を中心に前後一カ月が十三参りの期間らしく、その時は桜も咲いているようです。ただその期間でないといけないわけではなく、年中「十三参り」をすることはできるようで、この日も何人かが来られておりました。

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新緑の下、長い階段を姉妹揃って一歩ずつ上っていきます。よく躓いていた方がお姉ちゃん。階段でも躓いていました(笑)

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受付を済ませると「十三参り」と書かれた札が渡されそれをお互いに付け合いっこ。

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自分で選んだ漢字一文字をお納めします。

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妹さんは「心」。一文字になにを選ぶかでも、その子の人となりが出ているのでしょうね。たぶんユニークな文字を書く子もいるでしょうに、住職さんにお話聞いてみたいところです。

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本堂の中で御祈祷を受けます。中は撮影禁止であります。

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御祈祷の声がやんでしばらくすると、お姉ちゃんが目を赤くして出てきました。

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御祈祷の最後に住職さんからのお話があり、それを聞いて感極ってしまったようです。そっと肩に手をまわす妹ちゃん。ふたりともええ子やなー。

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泣きながらも、カメラをむけると満面の笑顔いただきました(笑)

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そして、涙を流すお姉ちゃんをそっと励ました妹ちゃんのきれいな鞄の中にはおにぎりがひとつ。おもしろすぎます(笑)

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本堂の前でも記念にパチリ。時期が少しずれているので、境内もひろく贅沢に使えてよかったです。
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法輪寺からは渡月橋を一望することができます。

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これからあそこを振りかえずに渡らなきゃいけません。

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「よーし!いくわよー!!」のポーズなのかどうかは分かりませんが、心強いです(笑)

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渡月橋の側には、保津川下りの船着き場があり、船を川上へと運ぶトラックが通過して行きました。

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それなりに長さのある渡月橋を振りかえることなく歩いていきます。心なしか速足。

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着物姿もかわいらしく、「十三参り?」と大勢の方が声をかけてくださっておりました。

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後ろから声をかけたり振りかえらせようと邪魔を楽しむこともあるようですが、本当に振りかえってしまったらと思うと、そういうこともなかなかできませんね。

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背後の山肌に屋根をのぞかせているのが先ほどまでいた法輪寺。虚空蔵菩薩さまも、ふたりが振りかえらずに渡れるか見ていることでしょう。

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授かった知恵と福徳を落とすことなく、無事渡月橋を渡りきったふたり。ほっと一安心!

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嵐山にある竹林の小経なんかもきれいで撮影にいいかとも思っていたのですが、ふたりも疲れていたし、なにより人が多く断念。十三参りをしっかりこなしたふたりを乗せて車にて移動。ここは撮らないで、いい?絶対撮らないでよ。と言われましたが、そこはダチョウ倶楽部的解釈で(笑)

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渡月橋を渡り終えたふたりを乗せて次に向かったのは随心院。
ふたりにとっても「はねず踊り」で親しみ深い場所であるし、自分にとっても今回のご縁をいただけた場所なのでお願いして、こちらに寄っていただきました。

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十三参りも終わり、ふたりともだいぶとリラックスしてくれておりました。竹林で妹にアイーンを勧める姉の図。随心院の周囲にはなかなかにきれいな場所もありました。

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一体何をささやいたのだろう(笑)

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「こうすると気持いいよー」と、めっちゃリラックス(笑)

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随心院の中は渡り廊下や庭園がきれいに配置されており、どこで撮っても絵になりそうでした。こういう形で随心院でまた撮らせていただけるとは、改めてご縁とはありがたいしおもしろいものです。

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能の間。だるま本舗さんによる美しい襖絵の前で。
「はねず踊り」を見させていただいた場所なので(→奉納法会)、ここでの一枚をぜひ撮りたかったのです。

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ミス小町風に。本人半笑いでしたが(笑)

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随心院のきれいな新緑を背景に。

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はねず踊りで随心院に来た時からここで撮ってみたかったのです。

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すごくいい感じ!なんかモデル慣れしてる?

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今年で「はねず踊り」を卒業したおねえちゃん。思い出したのか少し踊ってくれました。

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本当に仲のよいおもしろい二人でした。十三参りという大切な行事を撮らせていただきましたことに感謝。
授かった知恵と福徳を大切に素敵な大人になってくださいね。



撮影のお話しなどございましたら、お気軽にお問合せくださーい。

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後日フォトブックにさせていただきました。





by senbei551 | 2015-06-20 16:02 | その他 | Comments(0)
今年も大阪供奴保存会として「住吉大社御田植神事」に参加してきました。

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大阪供奴保存会のいいところは、全員「楽しみたい」「楽しませたい」と思っているところだと思います。個人的には今年の御田植神事、思いっきり楽しむことができたし、お客さんたちに喜んでもらえるようにできたと思っています。ただ神事ですのでできることも限られていて、楽しむという点では8月1日の「住吉祭」かなと思います。こちらはお祭りなので「楽しむ」を第一にやるつもりです。

供奴をしている時以外はまた写真を撮るほうで楽しませていただきました。
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今年代表を務める御稚児さんを撮らせていただくことになったので、出来る範囲の中でパチリと…撮るよりいっしょに遊んでたような感じですが。

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去年に引き続き、今年も笑顔MAX!元気MAXでした。→御田植神事2014

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上の笑顔の写真を撮るところを、御稚児さんのおばあちゃんが撮ってくれていました。ありがとうございます。俺こんな顔して撮ってんだ(笑)

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お化粧をして変身中。御化粧をされる方も慣れたものです。

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「着替順調?」「グゥー!!」

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ずっと昔の変わらない光景なのでしょうが、肩手にi-padというところが現代です。
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記念に写真撮らせていただいたり、思い出のお手伝いになれてたら幸いです。

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仲のよいかわいらしい兄妹。兄ちゃんは朝から地面にうずくまっていて、どうしたのかと思ったら一心にアリの観察をしていました(笑)

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一番小さかった御稚児さん。かわいらしい!

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このポーズ、口と体のひねり方がかわいすぎ!どこで覚えるんだろう(笑)見ていた人をみんな笑顔にしてくれていました。

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「手がーー!!真っ白ーーー!!」って感じなのかな(笑)

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植女さんも準備が済まれてきたようです。とてもおきれい!植女さんは、神様から苗を授受され替植女さんに渡される役目を担います。午後からの衣装もとても美しく目をひきます。

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この後、チョップされました。

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社参のため一行は神館を出て神社第一鳥居に向かいます。

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今年は6月14日が日曜日だったためカメラマンもぎょーさん来てはりました。

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この御稚児さんも去年は走り回っていたのですが、今年はしおらしくすっかりお姉さんになっておりました。
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かわいらしい笑顔は健在でした。鞄もって何のポーズなんだろう(笑)

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第一鳥居前から再び神館に向かいます。かつて新町廓から芸妓さんが来られていた姿が再現されております。

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神館に戻ると「粉黛式・戴盃式」が執り行われます。

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「粉黛の儀」では、白粉・黛・口紅の順に化粧を施す所作が行われます。芸妓から植女へと変わる儀式とのこと。

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「戴盃の儀」では御稔女・植女・稚児の前に饗膳が配されます。

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植女・御稔女は神酒を一杯ずつ頂き、一同が同じ杯を交わすことで神事奉仕者へと変わる意味をもつとのこと。
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「宣状の儀」が行われ、植女・御稔女・稚児の代表者が神職より宣状(任命状)を授与され正式に神事への奉仕資格を得ます。とりわけここの撮影を頼まれていたので、なんとか撮ることができてよかったです。

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供奴の集合時間を過ぎていたので、急ぎ合流に向かいました。

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今年の供奴は15人。普段から結婚式の先導をしているので年に一回御田植だけに参加していたころよりも息もあっているのだろうと思います。今年は斜めに移動して客席に近いところで槍の投げ渡しを行ったり少しでも楽しんでもらえるような工夫もしました。

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外人さんのお客さんにも楽しんでもらえるように、いっしょに撮影させてもらったり、槍投げてもらったりしてます。僕が外国に行った時こんなことさせてもらえたらうれしいと思うし、住吉さんに来たいい記念になってくれるといいな!写真は結婚式先導の時に撮ったものです。

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などと外でいろいろサービスしていて御神田に戻ったら八乙女による田舞が行われているところでした。御田植神事の中で一番好きです。

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八乙女さんきれいです。

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御稔女による神田代舞です。御田植に欠かせない雨乞い「龍神の舞」を奉納されます。

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大阪花街連盟により、品性容貌技芸等について厳正なる審査をうけた方がこれにあたられるとのこと。

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風流武者行事が御田舞台で披露されます。

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紅白源平に分かれて、御田周囲をかけめぐります。小さな雑兵さんがみんなに遅れながらも必死にあとをおいかける様子がほほえましく、毎年ギャラリーのみなさんがおしみなく拍手を送られます。

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どういう基準なのかは分からないのですが、どうやら勝ち負けがあるようなことを今年初めて耳にしました。

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御田の南北側で棒打ち合戦が行われます。

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替植女による田植歌に合わせて、地元の小学生たちによる田植踊が奉納されます。

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最後に「住吉踊」が奉納されて終わりとなります。うまく撮れたためしがありませんが。

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次、供奴、住吉踊が観れるのは7月20日の「神輿洗神事」と8月1日の「住吉祭」です。

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「神輿洗神事」「住吉祭」では「住吉大社御祓講獅子」を観ることもできます。そして「観る」だけではなく「参加する」こともできますよー。

【住吉大社御祓講獅子講員募集中】

住吉祭でのご奉仕を中心に、一年を通して活動や練習をしておりますので、参加してみたい方、興味のある方は御気軽にご相談ください。...
参加資格や練習日等詳細につきましては、住吉大社担当神職までお問い合わせください。

★住吉大社御祓講獅子事務局
tell 06-6672-0753


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やったぜ!

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去年の御田の後に描いたものですが。御稚児さんたちがかわいらしくて。



by senbei551 | 2015-06-14 16:07 | ◇御田植神事 | Comments(8)

時々写真を撮りにいきます。主に祭りと子ども。自分も供奴として住吉大社で祭りにご奉仕させていただいております。


by senbei551