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長浜曳山まつり2017②

ユネスコ無形文化遺産に登録された「長浜曳山まつり」
記念して御旅所には十参山すべての曳山がそろい踏みしました。11年ぶりのことだそうです。

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御旅所東側に据えられた左から順番に「猩々丸」「翁山」「高砂山」「鳳凰山」「壽山」「常盤山」「孔雀山」「萬歳楼」の八つの曳山。西側には「長刀山」が据えられており、今年の「諫皷山」「春日山」「月宮殿」「青海山」の四つが入り、全13山が揃うことになります。とりあえずこれ観ときたかったので、観れてよかった。

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そこに入ってきたのは壱番山の「諫皷山」。バックに曳山が並ぶと壮観です。

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三番叟の後、あいかわらずイケメンの五郎様が登場して「花祭長浜城」が始まります。こんなトラも出てくるんですわ。
噂によると虎退治から始まるバージョンのほかに、踊りから始まるバージョンがあったようなのですが、そちらは観れませんでした。

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「ねねさま~♡」と慕う数馬がかわいすぎます。この時の中身は入れ替わった鈴江ちゃんなんですけどね。

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尻に敷かれる夫がふたり(笑)御旅所でも爆笑の渦でした。何度見ても面白い。

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ユネスコ登録も祝って、総踊りじゃー!

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踊れや踊れ!鈴江ちゃんと五郎様が、踊っている時も本当に初々しい笑顔でした。ねね様はなんか貫禄がある笑い方だった。

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この狂言の主役は、五郎様と鈴江のふたりだけれども、実は秀吉とねね様が主役のお話しだったようにも感じます。
二人ともに微妙な表現が必要とされる大人でも演じるのが難しいであろう役を、子どもがしっかりと演じ切りました。子ども歌舞伎すばらしい!

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春日山の紅葉狩。夕方になってさらにいい雰囲気になってきました。

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やっぱり見せ場は、鬼女と平維茂のバトルだな。

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正体を現した鬼女。こわー!

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横からだったけど見ごたえがありました。よかった!!

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ここでなんと雨が!!しかも雷まで!雨にも負けず上演を待つ。

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そして雨にも負けず狂言を行う。

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大変なコンディションではありましたけれども、壱番テンションが上がった時間でもあります。
めちゃくちゃきれいでした。八重垣姫がこの時間に出てきてくれたことに感謝。

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この表情と身体の角度よ!!雨のため背景の山に覆いが被さっていたのが残念だけど、補って余りある美しさでした。

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いや~~よかった!!!テンションぐぐ~んと上がった時間でした。

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役者さんが担がれて退場!お疲れ様でした。
雨も通り雨だったようですぐにあがりました。

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最後の「青海山」です。

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全曳山に灯もともり、大勢の人が見守る中の美しい光景です。
子どもたちにとっても一生忘れられない時間だろうな。

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全ての狂言が終わると、御旅所から神輿が帰っていきます。

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よいさー!よいさー!と帰りかけた神輿を何度も呼び戻しに行くのですが、四度目の帰還はありませんでした(笑)

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神輿が帰ると「戻り山」が始まります。長刀山を最初に前山が各町に帰っていきます。

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全曳山をバックになかなか豪華な眺め!!来年から物足りなく感じてしまいそう。
前山が揃った光景が観たくての今年だったので、それが叶ってよかったです。

③へつづく


by senbei551 | 2017-04-15 22:18 | ◆滋賀の祭り | Comments(3)

長浜曳山まつり2017①

滋賀県長浜市へ「長浜曳山まつり」を観に行ってきました。
長浜曳山まつりは2013年2016年と観に行き、今年2017年で3回目になります。
三年周期で当番町が巡るので、毎年同じ当番町の時に観に行っていたことになるのですが
今年はユネスコ無形文化遺産に登録された記念に、全13の曳山がそろい踏みするということで観に行きました。

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始発で出ましたが、朝渡りはもちろん太刀渡りにも間に合わず、かろうじて翁招きから観ることが出来ました。

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壱番山が所定の位置に移動されて行われる三番叟。

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壱番山は諫皷山(かんこざん)の「花祭長浜城」。
モーツァルト作曲のオペラ「フィガロの結婚」を歌舞伎化した作品だとのこと。
なんだそれ?と思ったけれども、すごく面白かった。
主人公である福江五郎義貞は、本当に美少年で
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五郎と恋仲の鈴江は、とてもかわいらしく、横で観てた見知らぬおじさんが「今年ナンバーワンやな!」とわが娘自慢のように唸っておりました。

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五郎にかんざしを褒められてのこの表情など、ほんとに恋する乙女だな!って感じ。お見事。


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五郎に恋する中年おばさん葉山。セリフ回しと表情がすばらしく観衆の心をがっちりつかんでいました。
秀吉の妻ねね様には後程登場いただくとして

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壱番かわいらしかったのは、ねね様に恋をする小姓の数馬かな。

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なによりキャラとしては秀吉がいちばんおいしい役。すけべぇ丸出しで面白かった。
「おまたせ 鈴江ちゃん♡」ってところはすごくウケた。

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暗闇での様子などドリフのようだし、ストーリーが分かりやすく、キャラがたち、演出・構成がすばらしく
「子ども歌舞伎って、こんなにおもしろいんだ!」と初めて曳山まつりに足を運んだと思しき方々が心底喜んでおられました。

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全てがこう分かりやすい楽しい狂言ではなく、重厚な狂言をやってくれる山があるからこその演目であると思いますが
めちゃくちゃ楽しめました。

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曳かれて登場の弐番山は「春日山」。

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外題は「紅葉狩」。
衣装や演出の華やかさもあり、見どころも多く見ごたえがありました。

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実は鬼女だった更科姫。これさっきの御姫様と同じ子がやってるの??

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お見事でした。

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参番山は「月宮殿」。

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外題は「本朝廿四孝十種香の場 奥庭狐火の段」。

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こちらの狂言は、素人目ですが仕草の美しさかっこよさが断トツだったように思います。

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写真を撮っていると、あとここでもう少し目線を下げたら。首をクッと傾げたら、あと0.5秒静止していたらすごく美しいのになぁと、個人的感覚しかも素人ながら感じることがあるのですが、こちらの狂言は決めどころがしっかり押さえられており、仕草もとても洗練されたいたように感じました。

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かっこいい。

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特に八重垣姫の勝頼への想いを人形浄瑠璃として演じるところがすごく面白かった。

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翼があって勝頼さまのところに飛んで行けたなら!!

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八重垣姫の儚い美しさに魅了されて、何度も足を運びました。

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最後を飾る四番山は「青海山」。

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外題は「伊勢音頭恋寝刃 油屋」。

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実は壱番山の「花祭長浜城」以外、観ていてストーリーがよく分かっていなくて(笑)
帰ってきて、あちらでいっしょだったおなじみ「ゲジデジ通信」さんを観て内容をしっかりと把握した次第です。
理解力の足りない自分なので、もう少し調べてから行けばよかった。

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「油屋」もストーリーをなんとなくでしか把握できていないながらも、クスリと笑わせてくれるところなどあって楽しめました。

長濱八幡宮で行われる「奉納狂言」四番全てを観ると、実はけっこう時間が経っていたりします。
今年は特に雨が降ったり、晴れて暑かったり、ユネスコ登録に土日と人も多く場所確保に客も少し殺気立っていて疲れてしまいました。
八幡さんから御旅所までの途中でも狂言が行われるのですが、お昼ごはんを食べてそのまま御旅所に向かうことに。
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移動途中、八重垣姫を横からですが観ることができました。

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儚い美しさと書いたけれども

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狂言が終わったら、本当に倒れそうな儚さでした。大丈夫?と心配になるほど。

(その2)へつづく。

by senbei551 | 2017-04-15 10:22 | ◆滋賀の祭り | Comments(4)

渋川花踊り

滋賀県草津市、伊砂砂神社へ「渋川花踊り」を観に行ってきました。

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配られていた資料によりますと、神社建立の応仁2年(1468年)の翌年の干ばつの時、村民が雨ごい祈願を行った結果雨が降ったことに対するお礼として神前で踊りを奉納したのが始まりということです。

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夜だけの芸能でありまして、フラッシュが暴れまくりで写真はなかなかうまく撮れませんでした。
許されるなら脚立で上から撮ったり、三脚でシャッター遅くして撮ったりすればいい感じに撮れるのかな…と思いました。

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さすが滋賀県。あちこちに飛び出し坊やがおりました。こちらは花踊りのキャラクター「しぶはなちゃん」。

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通りのあちこちには、花踊りの絵が描かれた行灯がつるされております。

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境内では子どもたちに無料で配られるポップコーンと甘酒の準備中。ポップコーンをいただいて少しお話ししながら始まりを待ちました。

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花踊り自体は20時から境内で行われますが、先だって19時より江州音頭の総踊りが御旅所から神社まで行われます。

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踊りはけっこうバラッバラですが、みんな一様に楽しそうです(笑)

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総踊りを少し観て神社に帰ってくると、アララびっくり!!人でいっぱいでした!!

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花笠を被った踊り手さんたちが出てきました。昔は大人の男だけの踊りだったそうです。

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どこの祭りでもそうですが、今は子どももがんばっています。男の子の姿を観なかったのがちょっと残念です。男の子もがんばれ!

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神社の中へ円になりながら練り込んでくる「道歌」から花踊りが始まります。

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「道歌(みちうた)」「御礼(おれい)踊り」「参宮(さんぐう)踊り」「坂東(ばんどう)踊り」「弁慶(べんけい)踊り」「綾(あや)の踊り」「所望(しょもん)の綾踊り」「塩汲み(しおくみ)踊り」「嫁振り(よめふり)踊り」「忍び(しのび)踊り」「御寺(おてら)踊り」「御月(おつき)踊り」「殿(との)の踊り」「軍(いくさ)踊り」「堺(さかい)踊り」「うわなり踊り」「暇(いとま)踊り」「所望(しょもん)踊り」の十二の踊りが行われます。

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側踊りが輪になって踊る中央で、シンボウウチ、太鼓打ち、歌い手が唄い踊ります。

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どの踊りも基本は同じような踊りをしますが、歌の間奏部分の所作が曲によってそれぞれ異なるそうです。
一つの踊りも長くて3分程度と短いものばかりが集まっております。

「弁慶踊り」を動画で撮って見ました。こういう感じの踊りです。

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唄われている内容もよく聞くと面白く「御礼踊り」は雨が降ったことに対するお礼の踊りで

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「参宮踊り」は伊勢まいりをする歌、「塩汲み踊り」は浜辺で塩をつくるために海水を汲む姿を唄った歌など、なるほど!と思う内容ですが

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「嫁振り踊り」あたりからちょくちょく面白くなってきまして、同歌は嫁と中が悪くて、嫁いびりをする姑の歌(笑)

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「忍び歌」は、女性が男性と逢引をし、見咎められた時の言い訳の歌

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「殿の踊り」は個人邸宅の門、白砂、座敷、厠の様子を唄った歌となっております。

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今回は唄の内容まで気を向ける余裕がありませんでした。
どういう行事かは今回で分かったので、次いけるようでしたらもうちょっと余裕をもってのぞみたいなぁと思います。

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最後に、楽しい踊りが終わってしまうことを惜しむ気持ちに応えて踊る「所望踊り」が踊られて「渋川花踊り」はおしまいとなりました。
アップテンポな唄で盛り上げて終わるスタイルでした。

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「しぶはなちゃん」も来ていました。

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滋賀の祭りはよいですね!また観に行きたいと思います。



by senbei551 | 2016-09-13 21:29 | ◆滋賀の祭り | Comments(4)
筑摩神社の「鍋冠まつり」

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祭りに奉仕する8人の女の子たちが、鍋を被るという特異な点から「日本三大奇祭」のひとつに挙げられることの多い祭りです。

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14時になると約200人からなる行列が御旅所から筑摩神社に向かって渡御します。

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「母衣人」の子どもたち。

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奴もおります。数年前までは独特の奴振りを披露されていたようですが、現在は練習する時間がないとのことで徒歩のみとなっております。
「鍋冠」の女の子ばかりが脚光を浴びますが、みなさんが祭りの主役。その魅力が失われていくのは、時代の流れかもしれませんが少し残念です。

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御旅所を出た行列は、琵琶湖の沿道を渡御します。

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広大に広がる琵琶湖を背景にきれいではあるのですが、いかんせん交通量が半端ではない。
仕方ないですが、あまり祭りを楽しめるという環境ではないです。

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祭りが始まる前に社務所で見せていただいたのですが、昭和38年ごろまで大神輿が渡御に加わっており、琵琶湖の中を歩いたそうです。

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大神輿は現在、御旅所にて安置されており、見ることができます。

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合わせて見せていただいた絵図では、筑摩神社の前には長い参道がのびる広大な土地があったのですが、地震でだったでしょうか陥没してしまい、
現在のように琵琶湖のすぐ淵に神社がある形となったそうです。

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琵琶湖沿いを約1kmほどだったでしょうか。休憩を何度もとりながら歩いていきます。

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鍋冠の女の子たちは、少し紅色をお化粧されているほうが衣の緑と映えてよく引き立つなぁと個人的には思います。

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先頭の女の子はバシバシ撮られるので、ちょっと照れくさそうでした。

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なかなか写真を撮れる環境でもありませんし、少し鍋冠の女の子たちを撮らせていただいたら、できることもなく、大阪から筑摩に嫁いできたという方とお話ししたりしつつ、先に神社で待っておりました。知りませんでしたが、行列到着前には拝殿前で湯立神事も行われているようです。

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獅子舞のみなさん。観れなかったけれども、頭を被って子どもたちを噛んであげたり、踊られたりということもされているのかな。

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太鼓山も入ってきました。渡御には、筑摩・上多良・中多良・下多良の四つの地区が参加されているとのこと。各地区にひとつずつ山があるのでしょうか。

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御旅所には曳山のようなものもありました。昔は出ていたのでしょうか。どのような使われ方をしていたのでしょうか。

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ここが見せ場!とばかりにグルングルン回っておりました。

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こちらは思いっきり太鼓を打つ。

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鍋冠の女の子たちも到着しました。

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本殿にて神事が執り行われます。

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鍋冠の女の子たちも本殿に参拝を済ませ、普通の女の子に戻ります。

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お役目を終えた子どもたちはそれぞれに帰路に。出店が二軒しか出ておらず、どちらも長蛇の列でした。

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神社からの帰り道、遠方を地区へ帰っていくのであろう太鼓山の姿が。

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御朱印がないとのことで、変わりに鍋冠のスタンプを押してもらいました。特に下のやつ、めっちゃかわいいやん。
社務所では鍋冠の土人形や扇子も売られておりました。いいなぁと思ったけれども、ちょっと高かった。今度自分で作ろうと思います。

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筑摩神社の「鍋冠まつり」。鍋釜、神鏡人の女の子たち、母衣人の男の子たちと子どもたちの姿が魅力的なお祭りでした。
はるか昔の方が「鍋冠おどり」とか作っていてくれたらなぁ(笑)


また、思い出したように訪れてみたいと思います。

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「鍋冠祭」の絵を描いてみました。余裕ができれば粘土でも作ってみたいと思います。

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粘土で作ってみました。とりあえず「鍋」「釜」の「釜」?の女の子のみ。



by senbei551 | 2016-05-03 16:10 | ◆滋賀の祭り | Comments(4)
滋賀県米原市、筑摩神社で「鍋冠祭」を見させていただいてきました。
当ブログを見てくださっており、祭りを知っている人からすれば「ようやく行きましたか」という祭りだと思います。

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祭りの名前の通り、女の子が「鍋をかぶる」祭りです。おかしいでしょう。

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数ある日本の祭りの中「日本三大奇祭」として挙げられることの多い祭りです。

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実際に見てみて「奇祭」だなぁ!という感想は持たなかったですが、女の子たちが鍋を被る愛らしい姿が魅力であることは間違いないと思います。

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特にこの子が、めちゃくちゃかわいかった。前歯抜けてる満面の笑顔がかわいすぎでした(笑)

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「鍋冠りは十五歳未満の少女をもってこれを役とす、若しその中に犯淫の輩在るときは、必ずその鍋落ちて発覚す」と残されており

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女性の貞操を重んじるものとされ、逢瀬を重ねた数だけ鍋を被り、偽れば鍋が割れる。と言われていたところ
鍋が割れ、命を絶つ女性がでたため「見せしめにするのは神ほ本意ではない」と禁止となったのですが

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「少女ならば問題なし」と、現在のように数え年8歳の少女がこの役にあたることとなりました。

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ただ近年は少子化で8歳の子どものみを集めるのが難しく、小学1年生~5年生までの子どもが「鍋冠」の役を務めるようです。

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ですので、多い子で最高5回ご奉仕できるようです。

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六年生になると「
神鏡人」を務めるそうですが、地区の神鏡人によっては六年生に見えない子もおりましたし、
ただ幼く見えるだけなのかどうなのか、まだよく分かりません。

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こちらも
神鏡人さんでよいと思うのですが、髪飾りがめちゃくちゃきれい!
「鍋冠祭」は名前のごとく、鍋冠の少女たちが主役ですが、
神鏡人も他のお祭りなら十分主役になれるかわいらしさです。

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どうも地区ずつに二人の
神鏡人がいるように思えるのですが、よくは分かりません。

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分からなかったことは、次回お伺いできたらその時に聞きたいと思います。

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こちらのお二人は準備から見させていただくことができました。

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準備中からすでにきれい!

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実は周りカメラマンだらけです。
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奴さんのお着換えでティーブレイク。

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「いやん!恥ずかしい!」

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ちゃんと撮るのを忘れていたのですが、女の子たちが被るのは「鍋」だけではなく「釜」もあります。
脚がついている方が「鍋」。脚がついていないほうが「釜」。いや、脚あるほうが「釜」??

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はっきりしてくれよ!と突っ込まれるかも知れませんが、当の祭りに参加される方々が
「足があるのは鍋だ」「いや釜だ」と何度も冠を取り換えておりました。
「毎年のこと」と話されている方もおりまして、千年以上続いているのにそこで!?というのが、ちょいと面白い(笑)

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「鍋冠」の女の子がどうしても脚光を浴びる祭りですが、行列に参加するのは約200名。

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獅子舞もおりますし

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こちらは「母衣人」。筑摩の男性は、6歳前後で「母衣人」を務めたあと80歳前後で「猿田彦」を務めるまで、毎年なにかしらの役で参加するそうです。

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町の方々に見送られながら、細い道を進んでいく。

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14時。行列は御旅所を出発し、筑摩神社へ向かいます。

(その②)へつづく。

by senbei551 | 2016-05-03 14:00 | ◆滋賀の祭り | Comments(0)
三年前、初めて「長浜曳山まつり」に訪れた時は「夕渡り」と「本日」を見学させていただきました。
そして二回目になる今年は「本日」と「後宴狂言」を選びました。
今から始まる「千秋楽」を観たかったからです。

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そして千秋楽に選んだのが「萬歳楼」。千秋楽の時間も例えば隣の「孔雀山」と重ならないように設定されていて、観に行きたい気持ちはあったのですが、今回は萬歳楼さんに専念しました。
地元のための千秋楽。特等席では子どもたちが今か今かと開演を待ちわびております。

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ヨイサー!ヨイサー!ヨイサー!ヨイサー!時間になり、しゃぎりの中、子どもたちが最後の舞台に向かいます。

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一か月以上にわたり、厳しい稽古を重ねてきた子どもたち。その集大成というも言うべき千秋楽。

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御三味線の師匠も舞台から登壇される。

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とざいとうざ~い。泣いても笑っても、「長浜曳山まつり」の子ども歌舞伎で「どんどろ大師」を演じるのはこれが最後!!!

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どんどろ大師門前のお茶屋にて、手配人、十郎兵衛を探す目明しの清次。

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お花ちゃんも最後までかわいらしく。これで見納めかと思うと残念。

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妙天、妙珍の二人なくしては、この舞台の悲しい中にも和やかな雰囲気を保つことができなかったでしょう。
萬歳楼「どんどろ大師」に欠かせない存在を演じるのが、この二人でよかった。

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そしてお弓はん。登場シーン「わたし、きれいでしょ」という気持ちで観客にしっかりアピールするよう団四朗先生から指示があったと言います。
言葉通り、幕が開いて登場した瞬間に観客を虜に。「待ってました!」の掛け声がかかる。

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お弓はん、実は三年前にも役者の声がかかったそうですが、その時はまだ小さく、遠慮されたそうです。「壺坂霊験記」でも観て見たかった気がします。

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子ども歌舞伎では、女方に選ばれた時ショックを受ける男の子もいると聞きますが、お弓はんの場合は、前々から「あんたがやるなら女方」と周囲から言われていたそうで、すんなり役に入っていけたそうです。

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「巡礼にごほうしゃ~」このかわいらしい言い方、しばらく口ずさんでしまうくらい癖になります。

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「ありがとう、ござりまするぅ~~」ご報謝をいただき感謝するお鶴。
ここでも後宴狂言では、新しく手が加えられて、より楽しくなっておりまSた。

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「あ~い~、父の名は十郎兵衛、母の名はお弓と申します~」お鶴の言葉に驚きを隠せないお弓。

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なぜか自分が3歳の時に、父も母も自分を人手に預けていなくなってしまったことを話すお鶴。
それから、随分とひどい目にあいながら暮らしてきた。ただ…そえれだけでも不憫でなりません。

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「父さま、母さまに会いたいわいな」と嘆き悲しむお鶴。まだたったの七歳なのです。

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隣で嘆き悲しむ小さな娘に、自分がその母親だと告げたい!そう思いつつも、咎人となってしまったた父と母。
名乗ったところで娘にまで危害が及んでしまう。

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ぐっと堪えて、「家に帰って、父と母の帰りを待つがよいぞえ」と諭します。

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「あなたは、本当の母親であるかのように私にやさしくしてくださる。何でもいたします。どうかお側に置いてください」とお鶴。

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「あぁ…そんなことは言わないでおくれ」お弓は本心をかみ殺して、お鶴を帰らせます。

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哀れお鶴。
「傾城阿波の鳴門」は全10段ある長編。「どんどろ大師門前の場」こと「巡礼歌の段」が特に人気がありますが、その後に続く「十郎兵衛住家の段」では、実に悲しいことが起きてしまいます。お鶴があまりにも不憫です。

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十郎兵衛を追いかける目明し清次。後ろでひょうきんに倒れる明珍はん。

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「そうか、この傘は人力車のコマやな」「何いうてるねや。これはロールスロイスやでー」。
悲しい話もしっとりしすぎないのは、本当にこの妙天・明珍のおかげ。三年前の「壺坂霊験記」も笑えて泣けてとてもよかった。
ストーリーもシンプルに分かりやすく、笑って泣けて、市川団四朗先生に頭があがりません。

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「お鶴やぁー…」帰らせてしまったお鶴の後を追うことにしたお弓。
「どんどろ大師」というすばらしいストーリーに、役者たちの個性と名演が光る最高の舞台でした。
瀬田町組の人々の、子どもたちの長浜曳山まつりが終わりました。

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一斉にクラッカーが鳴り響く。
ヨイサー!ヨイサー!という男たちの役者と萬歳楼を称賛する掛け声が響き渡る。

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子どもの目からの涙がこぼれ落ちる。お疲れさま。観ながらこちらも泣いてしまう。

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その下では、男たちも力強く抱きしめ合う。

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団四朗先生もこの笑顔。
「長浜曳山まつり」…なんてすばらしい祭りなんだろう。観に来てよかった。

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団四朗先生から、それぞれの役者たちの紹介、思い出話が語られる。

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花束の贈呈。

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それぞれの見せ場を再演する。

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明珍さんも若衆によって高々と担ぎ上げられる。
何百年の変わらず受け継がれてきたであろう、町の若者が、子どもたちの世話をするという仕組みがすばらしい。

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「次わての番ですか!」妙天はんは、ほんま素でも妙天はんや。

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お鶴ちゃんも担ぎ上げられる。ご苦労さまでした!

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最後にお弓。泣き崩れるシーンを再演しようとするも、団四朗先生が先走りすぎて笑いが起きる。
練習の時もきっとこういう感じで、厳しさの中にもやさしさ笑いが絶えない舞台だったのだろうなぁと。

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お弓ちゃん。名演ありがとうございました!

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団四朗先生もすばらしい舞台をありがとうございました。

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三味線の先生の目にも涙。泣ける祭りって本当にすばらしい。

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役者のみんなもありがとう!!

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余韻冷めやらぬ萬歳楼の曳山の前。至福であり最高の時間。
去りがたい…だけど時間です。

「長浜曳山まつり」また来たいと思います。

ありがとうございました。

















by senbei551 | 2016-04-16 21:30 | ◆滋賀の祭り | Comments(4)

長浜曳山まつり④

長浜曳山まつり「後宴狂言」16日の幕が開けます。

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朝一も、やっぱり萬歳楼さんへ「どんどろ大師」を観に。時間を回っていますがまだ舞台は始まらず。
その間、振付の市川団四朗先生が「どんどろ大師」についてお話しくださる。トークも面白い方です。

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「どんどろ大師」は大阪を舞台にしたお話…とのことで調べてみたら、場所は玉造。
うちが先生させていただいている絵画教室の側だったので、後日談ですが観に行ってきました。
門前には、お弓とお鶴の銅像が建てられております。

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中には、同じくお弓とお鶴の人形浄瑠璃の人形が。もう少し近づけてあげてほしいなぁ(^^)
2009年には、この人形を使って「傾城阿波の鳴門 どんどろ大師門前の場」が上演されたそうです。
どんどろ大師で行われる「どんどろ大師」。生で観て見たかったなぁ!!

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この長浜の地でも、曳山まつり最終日。「どんどろ大師」の初回公演が始まろうとしております。

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しゃぎり隊もいい音をだしてくれます。しゃぎりが流れてくると「始まるぞ」という気分が高揚します。

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「とざいとうざい~」(…と言ってたかな)。さぁ始まりです。
今年は欲張らないで、とにかく「どんどろ大師」をしっかり観れたらいい。そう思っておりました。

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今日も楽しい、明珍、妙天のふたりの掛け合い。
驚いたのは、昨日と少し内容が変わっているところ。
初日のお客さんの反応を見てなのか、さらに面白く、分かりやすく改変されているのです。
最終日に来て、まだなお進化しつつける「子ども歌舞伎」のすばらしさ!答える子ども役者たちに拍手。

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「巡礼にごほうしゃ~」。今日もかわいらしくお鶴ちゃんが登場。
昨日は、お化粧が少し取れていたのですが、今日はすごくきれい。千秋楽で話されておりましたが、お化粧の匂いなどがどうしても苦手だったそう。
それを克服されての舞台だとか。がんばりました。

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「子ども歌舞伎」のメインはおそらくは前日15日の「本日」。
対して「後宴狂言」は、地元の方々へのお披露目の色合いが強いです。
お客さんも地元の皆さまが多く、まったりとした雰囲気ですごいいい。

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「会いたいわいな」「会いたいわいな」仕草もかわいらしいお鶴ちゃんは、3年前の出番山の時、御幣使をされていた男の子。

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お弓ちゃんの名演も、最終日をむかえ磨きがかかります。千秋楽を入れて残すところ、たった4回の公演。

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哀れお鶴と、お弓の母心に朝から涙です。

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「お鶴やぁー…」

長浜曳山まつりを初めて観させていただいたのは、ちょうど三年前。計らずも萬歳楼さんが出番山の時でした。
その時話しかけて、偶然お知り合いになった方が萬歳楼の方で、お家にあげていただいたり、ホテルまで自転車を貸してくださったり、大変お世話になりました。→長浜曳山まつり2013

その折、朝の準備風景を見せていただくことができたのですが、今年も見させていただくことできました。

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朝から元気な子どもたち。長丁場の長浜曳山まつり、大人たちはさすがにお疲れ気味。テレビでは熊本のニュースが流れており、みなさん心配そう。

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目明しの清次。凛々しい。

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お花ちゃん。

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そしてお弓ちゃん。

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お化粧の最初の一筆が入る瞬間から、もう表情は女性でびっくりします。

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ここまで見て、これ以上お邪魔にならないように退散しました。ありがとうございました。

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タイムスケジュールと相談しながら、「翁山」の舞台を観に行く。一番山なので「三番叟」を観ることもできます。

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すっぱい男「六三郎」と、積極的に心中までしてしまう肉食系「お園」に少し恐怖を覚えながら(笑)

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すっぱい「六三郎」と、イケメン親父「九郎右衛門」の親子愛に涙しつつ


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心はやっぱり「親方」に!見よ!この貫禄!!!

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長浜子ども役者ブロマイドが発売になったら、親方ブロマイドは絶対買いでしょう。

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続いてお邪魔できたのは「常盤山」

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普段、裏方にまわっている「しゃぎり」の子のソロ演奏があったり、心意気がとてもいい。

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オホホのコンビ「桜の局」と「梅の局」も最終日、晴れやかな舞台です。

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そして出ました!おむらちゃん(5歳)本年度子ども役者最年少!!

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「はい!トントントン♪」と周囲の大人が手拍子で、ちょっとお遊戯会の様(笑)
みんなで見守り応援する姿!それに応える姿が微笑ましい。

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酒がかなり入っているのか、下からの大人たちのちゃちゃ入れが激しい。セリフが違うけどこんな感じで
子ども役者「もはや許せぬぅ~~~(迫真の演技)」 大人「許したって!!」
大人「それからそれから!!」。「お父さんも喜んでるでー」

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あまりのチャチャ入れに、役者も笑ってしまう。大人たち最悪(笑)そして最高。
後宴狂言のノリなのでしょうが、こういうのすごく好きで、常盤山もっと観たいなぁと思いました。
すごく雰囲気がよかったです。

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しっかり演じ切った役者たち。迫真の演技です。
子どもたちの舞台も、やはり初日よりは次の日、次の日よりは最終日とよくなっていくようです。

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嫉妬に狂った形相の女の血を注いだ笛が力になる…って、どんな設定(笑)

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常盤山の「妹背山婦女庭訓 三笠山御殿の場」お見事!!

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バックで動き出す曳山の上から「こっちにおいで~」とおむらちゃんが手招き。

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催眠術にかかったように、ぞろぞろ付いていくギャラリー群。おむらの魅力のなせる技か(笑)

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長浜の町が夕陽に染まりだす。

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マジックタイム。
今年は最後まで「萬歳楼」で。そう決めておりましたので、まだまだ時間はありましたが、他の山の公演はすべてあきらめて萬歳楼の千秋楽に向かいました。

次はいよいよラスト「千秋楽」です。

(その5)につづく。




by senbei551 | 2016-04-16 16:30 | ◆滋賀の祭り | Comments(0)

長浜曳山まつり2016③

「長浜曳山まつり2016」15日、本日はいよいよクライマックスへ。
御旅所での「子ども歌舞伎」です。

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焼鯖そうめんを食べて、御旅所に着くと弐番山「孔雀山」の梶原平三がかっこよく見得を切っているところでした。
…と思ったら終わってしまった。

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少し暗くなり、提灯に灯りが点った中でのしゃぎりがまたよい。

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俣野五郎景久。化粧も衣装もすばらしいのですが、一回目は柱の陰で星明子状態だったし、ほとんどちゃんと観れなった。残念。

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梶原平三は、ほんと絵になる男だぜ!

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御旅所マジックで、おじさんも渋さ108%アップ。かっこいい。

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お月さんも子ども歌舞伎を見学…したいやろうけど、空からだと屋根しか見えないね。人間でよかった。

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づづいて三番山「常盤山」の妹背山が始まりました。提灯をバックにまた美しい。

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おむら(5歳)のかわいらしさも爆発中である。舞台中も笑っちゃったりするのが子供らしくてかわいい。

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お三輪のかわいらしさと名演も、本日最終公演でさらに磨きがかかる。

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宮女たちのお三輪いびりも絶好調に楽しい(笑)

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そしてやっぱり無情にも刺されるお三輪。

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「娘、あっぱれであるぞー!」…いやいや、刺しといてそれはないやろ(笑)

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金輪五郎(でいいの?)の衣装が御旅所でのライトアップでさらにきらびやかに浮かび上がる。

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お三輪は、求女(男)への思いを胸に秘めながら、息絶えていきます。本日最後の御臨終。本当に名演である。

そして、いよいよ全員そろっての決めポーズ!!!

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…と思ったららニョキニョキと。舞台中からこうだったから、9割あきらめてたけど、こりゃないぜよ!右の人なんて動画だからね(笑)

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御旅所での曳山と役者。本当にきれい!

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ヨイサー!ヨイサー!ヨイサー!ヨイサー!町衆たちのボルテージもあがる。

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そして始まった萬歳楼「傾城阿波の鳴門 どんどろ大師の場」。

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お花ちゃんのかわいさも絶好調!

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シルエットお弓はん。

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お弓はんから隠れていたにも関わらず、妙天はんにめちゃくちゃ言われて思わず顔をだした明珍はん。

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父母に捨てられ、苦労してきた身の上のお鶴。それをしって苦悩するお弓。

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なんでもするからお側に置いてください。と懇願するお鶴。お鶴の苦悩は深まる。
…あぁ、母は自分と名乗り抱いてやれたら。いっしょに暮らすことができたら。

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「お鶴やぁ…」ほんと名演です。すっかりお弓はんのファンです。

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僕の後ろで、勝山左義長まつりの親方が、かっちゃま一番のスマイルでお弓ちゃんに手を振ったら、振り替えしてくれたの写真(笑)

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この後、神輿が八幡さんに還幸する「神輿還御」。曳山が各町に帰っていく「戻り山」が行われます。
初めて観に行った時は、疲れすぎて御旅所公演の途中で帰りましたので、ここまで見れるのは初めてです。

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神輿が社よりおろされた瞬間に合わせて、しゃぎりが流れる。要所要所に流れるしゃぎりが本当にいい。

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しゃぎりが流れる中、神輿をさしながら御旅所を回り、八幡さんへ帰る…と思いきや

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血気盛んな若いのが、神輿の後を追いかけ「ヨイサー!ヨイサー!(戻ってこい!)」と。
なんど神輿も帰ってきては回ってを繰り返したでしょう。これ本当は禁止されているそうですが(笑)そんな中でも行われているのがいい。
神輿方もヘトヘトなることでしょう。もう戻ってきませんでした。

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長刀山が帰り

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壱番山から順番に各町へ帰って行って、戻り山…そして、本日が終了しました。

ちょこちょこ回っていても、撮らせていただいていて披露半端ない祭りがいくつかあるのですが(風の盆、高砂神社秋祭りなど)、この長浜曳山まつりも自分にとっては、その中に含まれる祭りです。
終わるころには本当にへとへとです

(その4)へつづく。







by senbei551 | 2016-04-15 22:00 | ◆滋賀の祭り | Comments(0)

長浜曳山まつり2016②

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お弓!それお弓!!お弓!それお弓!!

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「せんべぇはん、のっけから飛ばしすぎでっせー!」「ほんまですがなー!」
…と妙天、妙珍さんに言われそうなので、お弓はんにつきましてはまた後ほど登場していただくとして

八幡さんでの「子ども歌舞伎」公演。全12町のうち、今年の出番山のトリを務めますのは、四番山「萬歳楼」であります。

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外題は「傾城阿波の鳴門 どんどろ大師の場」。涙なくしては見れないお話です。

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「ハンカチ片手にどうぞご覧くださいませ~!!」とは言っておりませんが、ハンカチ必要です。
「わたくしのかわいさに免じて」という口上に、出だしからお客さんの笑いと心を掴むあたり、振付の市川団四朗先生のお力でしょうか!

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舞台は、どんどろ大師の門前にあるお茶屋。
お茶屋の看板娘(きっとそう!)お花ちゃんが、またかわいい!余談ですが萬歳楼の役者の中では最年長!…と言っても12歳。
お花ちゃんに「この顔を見なかったかい?」と手配の人相書きを渡したのは

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涼し気な顔で「きまってるだろう!」と目線をくれた目明しの清次。
最初は舞台方だったけれども、二人も必要あるまい!ということで急遽用意された目明しの役。
本来の「どんどろ大師の場」には出てこない役柄とのこと。

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「きっと捕らえてみせたるでー!」とかっこよく決めた清次は、十郎兵衛という男を探している様子。

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そして出ました。さっきも出たけど妙天、妙珍のふたり。

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このふたりの掛け合いが最高なんです。
「これ玉子焼きちゃいますがな!たくわんですがなー!!」

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声といい、おそらくは演じている子ども自身の性格といい、妙天、妙珍にぴったりなんです。
それぞれの子を、その配役に指名した、おそらくは団四朗先生の妙技でしょう!

そして配役の妙技といえばやはりこの人!

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はい出ました!お弓はん。
団四朗先生に、外題として「どんどろ大師」を依頼した萬歳楼こと瀬田町組。そこで先生が言った言葉が
「(どんどろ大師をしたいなら)まずは、お弓を見つけてきなさい」

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その団四朗先生に「お弓にぴったり」と言わせた、萬歳楼のお弓はん。
本当に魅力的でした!

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「巡礼にごほうしゃ~~」と登場したのは、お鶴ちゃん(7歳)。役を演じている子は9歳。

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話を聞いているうちに、お鶴が三歳の時に残してきたわが子と知り苦悩するお弓。

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目明しが探していた十郎兵衛は自分の夫。つまりはお鶴の父。
お弓と十郎兵衛は、鳴門藩にて盗まれた名刀を探すため三歳の娘お鶴を置いて旅に出たのですが
刀を取り戻そうとする中で、咎人となってしまい役人に追われる身なのです。

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母に会いたいというお鶴に自分がその母親だと明かして抱きしめたい。
しかし咎人となった両親では、打ち明けたとてお鶴に不憫な思いをさせるだけ…。

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お弓のお鶴を思う心、これが本当に演技なのか!!?と思えるほどの熱演で、レンズ越しにお弓の嘆き苦悩する表情を見ていて目頭が熱くなりました。
お見事!萬歳楼「傾城阿波の鳴門 どんどろ大師の場」。二日間で五回観ることとなりました。

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舞台を終えた曳山は御旅所に向かって八幡さんを出ていきます。

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友だちを見つけてこの表情。
「うわ~!ほんまに◯◯(名前)や!」と友達も驚きを隠せない様子だが、その驚きの中にも役者を務める友人への尊敬の気持ちが見え隠れする。

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曳山が通るぞー!

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拍手の中、若衆によって舞台から運ばれる役者たち。

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お見事でした!!

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町の中を進む曳山。豪華絢爛!知らないで運転している人がいたら、目の前に現れたらビックリだろうなぁ。

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場所を変えて、萬歳楼の二回目の舞台が行われます。幕の後で、髪を整えるお花ちゃんの姿は女の子そのままに見えました。

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先ほど観たばかりなのに、また見入ってしまいます。

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すばらしい舞台でした!

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こうやって町の若衆たちが、役者たちを世話し盛り立てる様子もとてもすばらしいなぁと思います。
役者たちもまた成長すると、自分の後輩たち、小さな役者たちの世話をするのでしょう。
そうやって400年間、長浜曳山まつりの子ども歌舞伎が受け継がれてきたのだと思うと感慨深いです。

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途中、少しですが常盤山の舞台を観ることもできました。
この頃になると日が傾き、長浜の町を夕焼けで染めていきます。

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朝の八幡さんでの舞台もすばらしく、道中夕陽色に染まる長浜の街中での舞台もすばらしい。
そして、この後行われる御旅所での夜の舞台もすばらしい。

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出番を終えた、おむらは曳山の裏で待機中。日が暮れてくるとめっきり寒くなってまいりました。

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疲れて来ていたところで思わぬ遭遇。勝山左義長まつりの皆さまです。祭り見学とのこと。
朝から、ほとんど人と話せる機会もなかったので、元気でました!

名物「焼鯖そうめん」をいただいた後、いっしょに御旅所へ向かいました。

(その3)につづく。


by senbei551 | 2016-04-15 16:00 | ◆滋賀の祭り | Comments(0)

長浜曳山まつり2016①

行って来ました滋賀県長浜市へ。
目的はもちろん「長浜曳山まつり」。二回目の訪問です。
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長浜に入ったのは15日、本日の朝。八幡さんに並ぶ四台の曳山。
今年の出番山は壱番山から四番山まで順番に「翁山」「孔雀山」「常盤山」「萬歳楼」。
これを観るだけでテンションあがります。

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そして「長浜曳山まつり」といえばこれ!「子ども歌舞伎」
壱番山として、最初に奉納をする翁山の役者さんたちが曳山に乗り込んでいきました。

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長浜曳山まつりで、子ども歌舞伎の次に好きなのが「しゃぎり」、お囃子です。
子ども歌舞伎は、男役はもちろん女役も男の子が演じ、女の子たちはしゃぎりとして参加することができます。
しゃぎりは、あまり表には出ませんが、この音色がなんとも言えず情感を引き出してくれてすばらしいです。

実際にその場で聞かないと伝わらないと思いますが、こちらで音色を聞くことができます。

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長刀組の「太刀渡り」がやってきました。長刀組は、子ども歌舞伎を奉納する12の地区とは別で、小耳にはさんだところによると、子ども歌舞伎が400年ほどの歴史なのに対し、長刀組は800年だか900年だか八幡さんを守ってこられたそうです。年数に記憶の自信ございませんが。

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太刀渡りの若衆といえば、力士姿の「尻まくり」が特徴。きれいに並ぶふんどし姿が美しいのですが、なかなかお尻がうまく撮れません!
男性のお尻をうまくとりたいと願うのは、この長浜曳山まつりだけかも知れません(笑)

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長刀組の少年たちは、背中に刀二本、腰に2mもある大刀をさして「太刀渡り」を行います。
この大刀と後ろに掲げられたのぼりは、後程長刀山に設置されます。

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ちびっこ。かわいいし、服の色使いもいいです。


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出番を待つ一番山の役者さんたち、ちょっと眠たそう。お化粧に着替えと朝早いですから。
前回の長浜曳山まつりでは、前日の夕渡りからの参加のため「太刀渡り」の前に役者さんたちがお詣りをする「朝渡り」を観ることができたのですが、今年はこの日からの参加のため、朝渡りは間に合わず観ることができませんでした。

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「翁招き」という長刀組から、壱番山への儀式が執り行われ、いよいよ子ども歌舞伎が執り行われます。
「翁招き」の最中は静まり返っているのですが、終わった瞬間に流れだす「しゃぎり」がたまりません。気分が高まります。

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歌舞伎の前に行われる「三番叟」。壱番山でのみ執り行われます。
役者と違って公募の中から選ばれるとか。昨年、今年と二年連続で選ばれた強運の持ち主と聞いたような気がします。記憶が曖昧。

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そしていよいよ始まりました!子ども歌舞伎!

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壱番山の外題は「お園 六三郎 浪華の春雨」

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ざっくり話すと、かつて自分を捨てた親・赤格子九郎右衛門が帰ってきたはいいがお尋ね者で、嘆き悲しむ六三郎の手をとって遊女お園が共に心中し、九郎右衛門もあとを追う。というお話し…やばい!自分が書くと身も蓋もない!

詳しくは、すばらしい写真と合わせて、まいどおなじみゲジデジ通信さんへGO!
丸投げすいません(笑)!

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こちら親に捨てられた六三郎を育ててくれた大工の親方!貫禄がすごい!!出てきた瞬間、歓声があがっておりました。
これで9歳!普段はランドル背負ってるんだよ!

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思いやりと責任感のある男、庄蔵!上司にしたい子ども役者No1です(笑

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赤格子九郎右衛門。
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どうぞ捕まえてくんなせ~~~!
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かっこいいです。
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六三郎。
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なんかすっぱい男です(笑)もちろん役柄がですよ。
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福島屋遊女 お園。頼りない六三郎の手をとってリードしてくれる姉さん女房的な感じ。
手を取って心中してしまいますが(笑

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美人画のようです。子ども歌舞伎ではみんな思うでしょう「これで男の子!?」と。

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壱番山、見事に演じ切ってくれました。

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上演を終えた曳山は、道中何度かの上演を行いながら御旅所に向かっていきます。

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つづいて弐番山「孔雀山」。定番の幕間よりの舞台を控えた役者さんの姿。

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「孔雀山」の外題は「梶原平三誉石切」。
ざっくり話すと、平家と源氏のうち、源氏の夫をもつ娘のために刀を売って金を得たいおじいさんが、刀の試し切りに自らの身をささげるが、試し切りをした武士が実は源氏に味方する武士で、みんな助かり、お金ももらえて万々歳。という内容です(笑)

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平家の武士、俣野五郎景久。ちょうど柱の陰になってしまい、その名演があまり観れず残念。

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娘のために刀を売りたいおじいさん、六郎太夫。

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おじいさんの演技って難しいんとちゃうかな~と思うのですが、落ち着きと娘への愛の感じられるすばらしい演技で目を惹きました。

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源氏の夫を持つ女、娘・梢。目元のきりりとした美人です。友達の一人に似ている(笑)

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「え?お父さん、死んでへんやん!」と驚くシーン。実際そんな言い方ちゃいますけど。切られてなくてよかった。寸切りする景時さんすごい。

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そして寸切りの達人にして、じつは源氏に味方するという武士、梶原平三。

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ええ顔してますわ!!どこを切っても絵になる男です。

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彼をもっと観たかったけれども、今回の曳山まつりでは、巡りあわせが悪く孔雀山の歌舞伎をちゃんと観れたのはこれ一回でした。残念。

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絵になる男です。

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六郎太夫の役者さんもとても気に入りました。

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本日の初舞台が無事終了して、素に戻る子どもたち。

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続いて出てきましたのは三番山「常盤山」です。

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本殿に向かって狂言奉納ができるように、「あと10cm」と指示が飛ぶような細やかな曳山の位置調整が行われます。

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「常盤山」の外題は「妹背山婦女庭訓 三笠山御殿の場」
ざっくりまとめると、自分のおもい人が、政敵を討つため自分を捨て政敵の妹と結婚することに嫉妬した茶屋の娘が、政敵の館でいびられつくした後、おもい人の家来に刺されるも、嫉妬に狂った娘の血があれば、おもい人は政敵を倒すことができる!と言われて、あの人の役に立つならと死んでいく話。
けっこく複雑難解であります。

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スト―リーはよく分かりませんでしたが、茶屋の娘お三輪の表情がすごくよかったです。おもい人を慕う女性らしさ、嫉妬に狂うさまがよかったです。
こちらの写真で「長浜曳山まつりフォトコンテスト」銀賞いただきました。

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かわいい!男の子だけど!

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おもい人である其原求女(←男の名前)を追って、蘇我入鹿の御殿につき、面会を求めるも宮女にいびられまくります。

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淡海(其原求女の本名)が、橘姫と祝言をあげると聞き、嫉妬に狂っていきます。

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そして刺されます。踏んだり蹴ったりです。

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「だけど淡海のためになるのだぞー!あっぱれー!」と言われ

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「あの人の役に立つのなら」と健気に死んでいきます。

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ストーリーは難解で、観ていてもちょっと頭に入ってきにくかったのですが、分からないなりにでも、役者さんたちの演技がすばらしく

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見ごたえがありました。

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ダブル犬上家。

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なんといってもこの子のかわいらしさ!最年少の5歳だそうです。

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また後程も出てきますが、めっちゃかわいいです。観てるだけで時間が経っちゃう(笑

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山が移動するとき、危なくないように両脇と後ろから、そっと抑えてあげているのがやさしいお姉さんのようでした。いやお兄さん?今はお姉さんでいいよね。

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続いて出てきましたのは、四番山「萬歳楼」であります。

(その2)へつづく。






by senbei551 | 2016-04-15 11:00 | ◆滋賀の祭り | Comments(2)

時々写真を撮りにいきます。主に祭りと子ども。自分も供奴として住吉大社で祭りにご奉仕させていただいております。


by senbei551