カテゴリ:◆和歌山の祭り( 8 )

約500名が加太春日神社から御旅所まで御渡りを行う「えび祭り」。
午前中、海を見渡せる沿道を歩き、御旅所に到着した後、御旅所では獅子舞の奉納、神事等が行われます。

e0271181_11202132.jpg
まずは「仲丁」の子ども獅子。迫力もあるけれども、小ぶりなサイズでちょっとかわいい。

e0271181_11310880.jpg
「向丁」の獅子にバトンタッチ。あまりの迫力に客が後ろに倒れるほどの勢いで舞台狭しと暴れまくります。

e0271181_11285930.jpg
暴れくる獅子と、身を挺して止める方と。獅子舞の鼻息かかりそう!!

e0271181_11320289.jpg
山を登ったり、崖から見下ろしたり、花畑で蝶をおいかけたりというような仕草が表現されているそうです。
なぜそのような仕草を表現するようになったんだろう~。蝶を追いかける獅子舞は時々観ます。

e0271181_12064578.jpg
迫力満点!

e0271181_11340733.jpg
吹いてごらん。大きいお姉さんが小さな子の面倒を見てあげる光景。これも祭りで好きな場面のひとつです。

e0271181_11385377.jpg
ふたたび「仲丁」の獅子。二頭の獅子が出てきました。

e0271181_11402652.jpg
仔獅子がお乳を飲む仕草があったりしますが、なんと言いましても「仲丁」の獅子で期待してしまいますのは…

e0271181_11421821.jpg
高場に登られての獅子舞。高さ約4m!!二年前よりもさらに高くなっているそうです。

e0271181_11442290.jpg
獅子舞が踊りたびに激しく揺れ、観ている方々から悲鳴とも歓声ともとれる声があがります。

e0271181_11461362.jpg
こんな高い場所で肩車!?限られた足場をうまく利用しているのでしょうが、それでもハラハラします。

e0271181_11481495.jpg
ぶら下がったりもして、観客の歓声も一段と大きくなります。
この高場での獅子舞も他ではあまり見られない、「えび祭り」の見どころのひとつですね。

e0271181_11505799.jpg
無事地上に降りてこられて、中から出てこられた方は汗だくでかなり消耗した様子。
観客が思っている以上に本当に大変な獅子舞なのだと思います。大きな拍手がおきておりました。
「仲丁」の子どもたちも、きっと尊敬の目で観ていることでしょうね。

e0271181_11535952.jpg
オフィシャルの記録係の方がとても親切で「撮りなよ~」という感じだったので、ちょいと記念写真に便乗させていただいて。

e0271181_11545551.jpg
神輿の前で御旅所祭が執り行われます。
手前にお供えされておりますのは「えび祭り」の名前の由来ともなっております「伊勢海老」です。

e0271181_11562384.jpg
ふたたび「豊栄の舞」が奉納されます。

e0271181_11580256.jpg
加太春日神社と、御旅所の二回の舞台。ご苦労様でした。

e0271181_11583383.jpg
御渡りの出発を告げる「宝太鼓」を皮切りに、行列が御旅所から春日神社へと還っていきます。

e0271181_12003332.jpg
天狗(猿田彦?)。

e0271181_12012308.jpg
「仲丁」の獅子。神輿に激しくご挨拶。

e0271181_12020349.jpg
「新町小唄」も出発です。

e0271181_12042552.jpg
「戎・北丁」の獅子。高場の前での奉納はありませんでしたが、その分神輿の前でばっちり奉納を見せてくれました。

e0271181_12044952.jpg
神輿におられる神様へのご挨拶も猛々しい!!良いですね!

e0271181_12053567.jpg
女性神輿も元気に出発!もっと「べっぴん!」の掛け声を連発してほしかったなぁ(笑)

e0271181_12071746.jpg
「加太恋踊り」

e0271181_12083238.jpg
12年ぶりに復活の「鬼舞」

e0271181_12091824.jpg
「鬼舞」は本当に復活してくれてよかったなぁと思います。あまり他には見ないもので「えび祭り」の個性がさらに深まりました。
末永く続いてほしいと願います。

e0271181_12105598.jpg
そして「薙刀」。ひとりひとりが神輿の前で披露をしてくれます。

e0271181_12120388.jpg
技が決まるたびに、お母さん方や観客のみなさんから歓声があがります。

e0271181_12131331.jpg
晴れ晴れしい、いい笑顔!
e0271181_12134586.jpg
女の子もばっちり決まっていてかっこいい!!
e0271181_12173351.jpg
終わった子どもは「あ~緊張したぁ」と笑顔で応援に回ります。

e0271181_12153635.jpg
大人になると、周りからけっこうなヤジが飛び面白いです(笑)こういう雰囲気すごくよいです。

e0271181_12171208.jpg
おやじたちも、声援に応えてめっちゃ調子にのったり(笑)
大人のこういう姿って普段あまり見れないから、祭りって本当にいいなぁと思うし、いい祭りだと思わせてくれるものが「えび祭り」にはあります。

e0271181_12200831.jpg
御旅所から加太春日神社へは、海沿いではなく内地を通って帰ります。

e0271181_12212080.jpg
御旅所までの開放的な海辺の道とは違い、細い路地を進んでいく一行。でもこれがまた魅力的!

e0271181_12255266.jpg
大勢の方々が出てこられて、たくさんの拍手を惜しみなく送ってくださいます。

e0271181_12234760.jpg
昔ながらの佇まいが感じられる街並みも、とても魅力的でした。
行きの海辺の開放的な道もいいし、帰りの街並みもいいですね。両方楽しめるのも「えび祭り」の魅力のひとつです。

e0271181_12331146.jpg
神社に到着した「向丁」による獅子の奉納。
この前に「鬼舞」なども到着して奉納を行っていたようですが、観そびれてしまいました。

e0271181_12353255.jpg
「向丁」の獅子の皆さんは、この後地元に帰っても獅子舞を行われたようです。

e0271181_12360344.jpg
「薙刀」も帰ってきました。この子もいい薙刀振りでした。

e0271181_12364895.jpg
父親とのコラボがあったり。

e0271181_12370213.jpg
二年前もばっちり決めてくれていた子かな。
将来、薙刀をしょってたつエースになってほしいですね!

e0271181_12374874.jpg
傾いた日を背負って神輿が帰って来ました。最後の「千歳楽!」「万歳楽!」

e0271181_12442414.jpg
最後まで元気よく、大盛り上がりな神輿方の若衆たちでした。
彼らなら、次の祭りもさらに盛り上げて神輿を担いでくれることでしょう。

担ぎ手には加太以外の方も大勢おりますが、祭りに参加することで、祭りの楽しさ、大切さを体感できるでしょうし、
こういう若い力が長期的に見ても加太を盛り上げる力に繋がっていくのだと思います。

e0271181_12445490.jpg
僕にとっては二度目の加太春日神社「えび祭り」も無事終了しました。

二年ぶりの開催となりましたが、新しく一つの獅子舞が加わり、12年ぶりに「鬼舞」も復活。
各出し物の盛り上がりや結束も前回よりもさらに強まっていたように感じます。

祭りが大きくなれば、その分、大変なことも多いでしょうが、これからますますよい祭りになっていってくれると思います。
来年の開催はどうなるのかな?

e0271181_12450867.jpg
帰りは加太さかな線「めでたい電車」に乗って帰りました。

e0271181_12532205.jpg
吊り輪が握り心地のよい木製の魚の形をしていたり、あちこちに魚があしらわれていたり
見つけると幸せになるというハートが隠されてあったり、こだわりの強い電車となっており、乗っているだけで楽しかったです。

加太、また訪れたいと思います。




by senbei551 | 2016-05-21 17:00 | ◆和歌山の祭り | Comments(0)
加太春日神社さんの「えび祭り」を観に行ってきました。
前回開催は2014年(→「えび祭り2014」)。二年ぶりの開催となります。

e0271181_11333667.jpg
8時半より拝殿にて祭典が執り行われました。
e0271181_11344872.jpg
神輿に御霊が移されたあと、舞姫による「豊栄の舞」の奉納が行われます。

e0271181_11361962.jpg
「豊栄の舞」はこの後御旅所でも奉納されます。

e0271181_11370224.jpg
e0271181_11392693.jpg
神輿だしが行われました。近年は人手不足のため加太以外からも募集をかけ、今年は100名を超える奉仕者が集まり、
年を追うごとに参加したい方が増えておられるようです。

e0271181_11434026.jpg
宮前で巡行参列を前に披露。こちらは「仲丁」の獅子舞。

e0271181_11464205.jpg
「戎・北丁」の獅子舞。今年から新しく参列に加わりました。三頭の獅子による舞いです。
今のご時世、参列が減っていく祭りは数あれど、こうして増えていくということは並々ならぬ努力があるはずです。

e0271181_11495562.jpg
「向丁」による獅子。1597(慶長2)年に獅子頭2頭が奉納された記録が残っており、それが向丁の獅子に引き継がれたと書かれておりました。
勇壮に激しく舞う、厚みのある獅子舞が特徴かと思います。

e0271181_11525131.jpg
「新町小唄」のみなさん。どういう経緯で「新町小唄」他いろいろな参列が始まったのか等、
知らないことが多いのでまた色々お伺いしてみたいと思います。

e0271181_11551117.jpg
「加太恋踊り」のみなさん。最後に紹介しますが南海電鉄・加太さかな線の「めでたい電車」の運行セレモニーでも踊りを披露されたようです。

e0271181_11583567.jpg
「ええぞ~~。がんばれ~~」特等席からビール片手に応援(笑)

e0271181_11591328.jpg
加太恋のみなさんといっしょに踊るお調子者の神輿方もおられました。
こういう存在、祭りを盛り上げてくれるので好きです(笑)

e0271181_12003745.jpg
子供神輿です。まだ途中ですが、参列者本当に多いです。総勢500名と聞きました。
子供鬼舞がつづきますが、写真撮れず。

e0271181_12032527.jpg
「ギャル神輿」に

e0271181_12084510.jpg
「女性神輿」。ギャルと女性、どう違うんだろう。見た目は変わりありませんでしたが(笑)
女神輿、二年前はチョンマゲやパーティーメガネがいて「べっぴん!べっぴん!」と叫んでおりました。
今年も密かに楽しみにしていたのですが、お見かけできず残念。

e0271181_12100157.jpg
そして「鬼舞」。これがめちゃくちゃよかった!!!なんと12年ぶりの復活とのこと。
「オ゛ー!オ゛-!」と鬼のお面ごしに低い唸り声をあげながら舞い踊ります。 

e0271181_12142877.jpg
激しく棒を打ち合う。かなりガチ打ちです(笑)周囲も大盛り上がり!!
昔は泥をかけて回ったそうですが、ケンカが絶えず踊りになったのだとか。
この個性的な「鬼舞」が加わったことで、えび祭りの厚みがさらに広がったように思います。

e0271181_12180934.jpg
そして驚いたのが、踊っていたのがなんと女性!!しかもかわいい(笑)
かわいい女性の下に恐ろしい鬼が潜んでいるのは堪忍ですが、恐ろしい鬼の下からかわいい女性は歓迎です。
新聞によりますと、若奥様が「鬼舞」を復活させたい!と同級生声をかけ、練習を重ねて今回の「鬼舞」の復活となったそうです。
頭が下がります。

e0271181_12235392.jpg
こちら鬼のお子さんたちかな。桃太郎、猿・きじ・犬がいました(笑)めっちゃかわいい!!
ちゃんと撮っておけばよかったな。
鬼舞などが披露されている頃、消防署前では獅子舞の披露が行われていたようですが、両方は見れず残念。

e0271181_12224176.jpg
あ、男の人もいます(笑)ブログ内での扱いが雑なんてことは、決してないですよ!!

e0271181_12254299.jpg
そして「薙刀」のみなさん。前回から今回のえび祭りの間に、滋賀県の「長刀まつり」を観てきました。
二年前のブログでも書きましたが、滋賀と和歌山、飛び地のように同じような長刀ぶりが行われていることが興味深いです。
どのようにして和歌山の薙刀が始まったのか気になるところです。

e0271181_12311686.jpg
行列の出発をつげる「宝太鼓」をきっかけに、いよいよ行列の巡幸が始まります。

e0271181_12331077.jpg
地味に「賽銭箱」や「榊」が出発されます。大切な役割ですが、鬼舞、長刀などが続いたあとに地味さがちょっとシュールです(笑)

e0271181_12360459.jpg
神輿の出発を前に軍団長がマイクパフォーマンスで盛り上げます。盛り上げるのめっちゃ上手!!
そういう仕事ですか?と聞いたら「似たようなものですわ」言うてましたけど、なにやってはんねやろ。
プロレスラーとかやってたら、盛り上げほんまにうまそう(笑

e0271181_12374953.jpg
二年前よりもさらに元気な若者たち。今年の神輿はほんま盛り上がってたなぁ!!すごくよい印象です。

e0271181_12384065.jpg
神輿が元気よく出発!!
今は100人程度の元気な若者が担ってくれておりますが、昔は屈強な漁師が担いでいたので、人数も半分くらいでパワフルな神輿だったようです。
おそらく酒に顔を真っ赤にしながらの荒々しい神輿だったんじゃなかろうかと想像しております。

e0271181_12431330.jpg
加太のきれいな海を背景に進む参列の姿が、海の町・加太ならではの解放感を漂わせており魅力的です。

e0271181_12462118.jpg
背後に見えるのは最近観光でも脚光を浴びている友ヶ島でしょうか。

e0271181_12482691.jpg
「女神輿」のみなさんも元気に御渡りです。

e0271181_12491977.jpg
「戎・北丁」の獅子舞。獅子舞は道中、お花をくださった箇所箇所で打ち込みを行います。
e0271181_12523202.jpg
獅子舞って、ちょっとかわいいです。

e0271181_12545255.jpg
e0271181_12502472.jpg
「加太恋踊り」も絶好調です。

e0271181_12511298.jpg
「鬼舞」も所々で披露されます。12年ぶりの姿!地元の方もうれしいでしょうね!!

e0271181_12535865.jpg
薙刀も沿道の声援に、見事な薙刀ぶりで応えます。

e0271181_12553145.jpg
二年前のブログにも登場しました、こちらの「チョンマゲさん」の薙刀がとてもお上手でした。

e0271181_12564000.jpg
我慢できず海に遊びにいっちゃった獅子舞のちびっ子。来月には、もうこちらの「加太海水浴場」で「海開き」が行われます。
また改めて遊びにいきたいものです。

e0271181_12592249.jpg
神輿もまだまだ元気有り余ってます。神輿は約1トンの重量があるそうです。かなり重い!
元気ありあまってたら、そのまま海に入ってで担いでくれへんかな(笑)割とまじでやってほしいです。
海で担がれる神輿って、瀬戸内海や淡路島にはあるのですが、観に行ける場所でなかなか行われておりません。

e0271181_13011133.jpg
行列は続きます。500人の行列はさすがに長くて、こちらを観ればあちらが観れず、あちらを観ればこちらば観れず。
どこを観るか悩ましいところです。

e0271181_13023260.jpg
獅子舞も暑さにぐったり…しているわけではありませんが、でも今年も暑い一日でした。

e0271181_13031789.jpg
e0271181_13035894.jpg
あれ?どうしたの(笑)?なぐさめられるの図。

e0271181_13045851.jpg
沿道に応えて、披露しながら進む薙刀。暑さの中、本当に大変だと思います。

e0271181_13062789.jpg
でも、みんな本当によくがんばっていましたし、沿道の方も惜しみない拍手でそれに応えておりました。

e0271181_13073969.jpg
e0271181_13083206.jpg
e0271181_13090693.jpg
e0271181_13103896.jpg
順次御旅所に到着していきます。長い列なので先頭と最後では40分以上も時間差があります。

e0271181_13121692.jpg
神輿も御旅所に到着。「カメラマンのみなさん、今が撮影チャンスやでー」と軍団長のマイクパフォーマンスも絶好調です。

e0271181_13135269.jpg
千歳楽!!万歳楽!!

e0271181_13153939.jpg
特等席。動く桟敷席で観覧中(笑)


(その2)につづく。






by senbei551 | 2016-05-21 13:00 | ◆和歌山の祭り | Comments(0)
高野山開創1200年記念大法会で「はねず踊り」と「今様」を奉納しますよ~!と教えていただけたもので、南海高野線とケーブルカーを乗り継いで、真言宗の聖地高野山へ行ってきました。

当日は朝から雨で、電車で高野山に近づくにつれ霧が立ち込め、最終的には真っ白に囲まれた中を走っているような状態に。特別な場所に向かうという気持が否応なしに高まりました。

高野さんは標高約1000mにあるのですが、種類によるのでしょうが、まだ桜が咲いており美しい光景が広がっていました。

e0271181_03010179.jpg
高野山には100以上の寺が集まっているらしく、美しい庭園を持ったものも多くありました。

e0271181_03023893.jpg
ちょっとありきたりだけど窓に写る桜もパチリと。

e0271181_03030971.jpg
高野山に着くとまず「奥の院」というところに行きました。詳しくは知識がありませんが、多くのお墓(供養塔)があります。樹齢600年以上という杉に囲まれ、苔むしたなかなかに雰囲気がある区域です。

e0271181_03044097.jpg
e0271181_03050508.jpg
e0271181_03053457.jpg
お墓のようなものなので撮るのもどうなのかな…と思いもしたのですが、少しだけ撮らせていただきました。
こちら大河ドラマにもなった徳川二代将軍秀忠の正室「江」の供養塔。高野山で一番大きな墓石だそうです。他にも織田信長、豊臣家、浅野内匠頭と四十七士、加賀前田家、明智光秀、石田三成、伊達正宗など多くの名将の御墓があります。

e0271181_03132298.jpg
朝の雨のために苔や石が水を蓄え、ちょうどよい雰囲気で奥の院を満喫させていただきました。

随心院による「開創記念慶讃法会」は14時から、壇上伽羅金堂で行われました。
お坊さん方から、はねず踊りの行列が高野山真言宗の総本山「金剛峯寺」から行列が出発すること聞きそちらに移動。

e0271181_03190395.jpg
ここから出てくるよ~!と教えてもらったところと全然違うところから出てきましたけれども(笑)はねず踊り、今様、保存会、保護者のみなさんがやってきました。

e0271181_03201127.jpg
お坊さん方が出てこられるまで、ちょっとした写真撮影タイムのような状態に。

e0271181_03204644.jpg
偶然そこに居合わせた人たちは国籍問わず、美しさに喜んで写真を撮らせていただいておりました。

e0271181_03214690.jpg
まだ「はねず踊り」は二度しか観たことがないのですが、それでもこうやって高野山でその姿を見られるというのは不思議な気持ちになります。

e0271181_03224605.jpg
みなさん前乗りで来られたそうで、前日は奥の院も歩かれたのだとか。

e0271181_03242217.jpg
e0271181_03244445.jpg
e0271181_03250731.jpg
e0271181_03252889.jpg
e0271181_03254565.jpg
e0271181_03260699.jpg
e0271181_03262452.jpg
お坊さんがたが出てこられ、お坊さん、今様、はねず踊りの順番で壇上伽羅金堂に向けて出発されました。沿道の人たちがみな手を合わせられる姿が印象的でした。

e0271181_03275363.jpg
e0271181_03282597.jpg
思いがけず「はねず踊り」「今様」の行列に出会ったみなさんは一様に笑顔になられます。高野山にあっても、はねず色はとても美しく映えておりました。

e0271181_03301198.jpg
e0271181_03303530.jpg
e0271181_03305500.jpg
e0271181_03311316.jpg
奥に見えるのは、高野山が紹介される時に必ず出てくるであろう根本大塔です。

e0271181_03322480.jpg
東塔の前を通る一行。

e0271181_03333678.jpg
蓮池を渡る。親切なお坊さんが行列に進行ルートを教えてくれていたので、時間の許す限りロケーションを見てまわって、だたい撮るところを決めておりました。もうちょっと粘って、はねず踊りが橋を渡るところも撮ればよかったかな。

e0271181_03360692.jpg
こちらも撮ろうと決めていた橋を正面上から。いいと思ったけど、はねず踊りの子どもたちみんな傘を被っていることを忘れていました。傘ばっかりで顔見えなかった~ちょっと失敗(笑)

e0271181_03374780.jpg
他にも撮る場所を決めていたのですが、法会を前に人がいっぱいに膨れ上がっており、なかなか自由には行きませんでした。こちらは一行が金堂に入るところ。

e0271181_03390885.jpg
この後、金堂で「はねず踊り」と「今様」の奉納がそれぞれ二回行われたのですが、残念ながら金堂の中は写真撮影禁止で撮ることができませんでした。一回目は金堂に入ることもできず外から観させていただくことに。

e0271181_03403928.jpg
ちょっとだけ撮らせていただきました。これが限界。

e0271181_03412270.jpg
二回目は、金堂の中に入れていただくことができました。撮影は禁止です。
1200年で初めて御開帳されたという御本尊を前にして踊る「はねず踊り」…外からやわらかく差し込む自然光の中、なんとも言えず美しい光景でした。高野山金堂での奉納は初めてのことだったのではないでしょうか。ほんと貴重な瞬間。めっちゃ写真撮りたかった。代わりにしっかり目に焼き付けておきました。やっぱり美しい。

e0271181_03454596.jpg
今様もこんな感じでしか外からは観れませんでした。そこで撮ってる人!代わってくれませんかね(笑)

e0271181_03475087.jpg
1時間半程度だったでしょうか、法会が終わりお坊さんがたが出てこられました。なにかあるのかな?と思ったら。

e0271181_03500073.jpg
記念撮影でした。

e0271181_03524718.jpg
e0271181_03535600.jpg
e0271181_03510859.jpg
保存会、保護者の方々も記念撮影。

e0271181_03545080.jpg
みなさん金剛峯寺に戻って行かれます。

e0271181_03553532.jpg
e0271181_03555408.jpg
e0271181_03561963.jpg
e0271181_03563415.jpg
e0271181_03565069.jpg
e0271181_03570600.jpg
e0271181_03572194.jpg
ここで御一行ともお別れしました。みなさんはこの後バスで小野に帰って行かれました。

今回教えていただけたことで貴重なものを見ることができました。感謝。
次「はねず踊り」を見られるのはだいぶと先のことになってしまいますね。

e0271181_22471874.jpg
イラストに描きおこしてみました。

e0271181_00121584.jpg
はねず踊りを卒業される子供たちに手渡されたDVDにポストカードとして付けていただきました。大切な思い出の品に加えていただきありがとうございます。

by senbei551 | 2015-04-19 17:50 | ◆和歌山の祭り | Comments(0)
和歌山県加太海水浴場で毎年、海開きの前日に安全祈願をされる海開きの神事が行われます。
えび祭り」を撮影させていただいた時に加太春日神社の方とご縁ができて
御許可いただき、参加させていただくことができました。

加太海水浴場は、南海加太駅から徒歩10分程度
駐車場もありますし、温水シャワーやバーベキュー施設もあるようです。
けっこう遠浅だし、夏に泳ぎに行っても楽しめそうです。

e0271181_09455243.jpg
海開きの神事は、加太春日神社の神職さん、観光協会の方はじめ地元関係者の方、警察の方などが参加して行われます。

e0271181_09485536.jpg
e0271181_09494121.jpg
e0271181_09495467.jpg
e0271181_09501204.jpg

神事がある程度進行すると地元の小学生たちによる海の清掃作業が行われました。

e0271181_09511466.jpg
海辺にゴミが流れ着いたりで、みんながんばって掃除してくれておりました。

e0271181_09532265.jpg
みんなでやると掃除も楽しいものです。

e0271181_09540298.jpg
明日から本格的に海開き。シーズン中はたくさんの人が海水浴に来てくれます。子どもたちみんなありがとう!

e0271181_10162811.jpg
幼児のみんなは浜辺で砂遊びを猛烈に入り込んで楽しんでおりました。

e0271181_10172708.jpg
おだんごとケーキとコーヒー牛乳と、あとえ~っとね…と作っているものを教えてくれました。ありがとう。おいしく作ってね♪

e0271181_11101710.jpg
そしてお待ちかね!海に突入~!!海遊びタイムです!わ~~!!!とそのまま海に入るかと思いきや思っていたよりも海が冷たくてみんな海辺で一時停止します(笑)

e0271181_09565128.jpg
子どもたちはやっぱり海が大好き!水遊びが大好きです。

e0271181_09574712.jpg
撮っていたら問答無用に海水をかけられました。カメラが~~(冷汗)

e0271181_09585156.jpg
e0271181_09591133.jpg
e0271181_09592921.jpg
e0271181_09595451.jpg
みんなとっても楽しそう!!

e0271181_10004581.jpg
e0271181_10010320.jpg
e0271181_10012661.jpg
e0271181_10014309.jpg
犬神家(笑)

e0271181_10022277.jpg
浜の砂を両手に高くつかみ上げて、これから友達に投げつける!という喜びマックスなポーズです。

e0271181_10032265.jpg
こちらも手に砂だんごで、満面の笑み。これがいたずらをたくらんでいる時の顔です。

e0271181_10061108.jpg
e0271181_10064588.jpg
わ~!大きい波がきたっ!!

e0271181_10095921.jpg
e0271181_10102207.jpg
海に入るとみんないい顔になるなぁ!そして新聞社のカメラマンの方もいい笑顔で撮っていました。

e0271181_10120153.jpg
途中で「津波だ~」の合図で全員海の上にダッシュ。避難訓練も行われました。大切なことです。

e0271181_10142154.jpg
続いて夏のビーチと言えばこれ!スイカ割り!

e0271181_10190962.jpg
右―!左―!!!とみんな大声で、めっちゃ楽しい!

e0271181_10195418.jpg
e0271181_10201490.jpg
そこー!!こう思い切ってー!後ろの応援のハッスル具合が最高です。

e0271181_10212312.jpg
俺が見本を見せてやる!こうだっ!! これが命中したら大惨事になるところでした。

e0271181_11423250.jpg
割れたスイカは、スタッフが…違った子どもたちが全ておいしくいただきました。

e0271181_10242182.jpg
おいしい~~~!!

e0271181_10245737.jpg
早々にスイカを食べ終わった男子は、することがなくて埋まっていました。

e0271181_10134633.jpg
最後にちょっと海に行っていいよ~!という先生の声で砂浜猛ダッシュ!!大人なら二日後くらいに筋肉痛です。

e0271181_10271033.jpg
みんなしばし早めの夏を楽しむ。ビーチサンダルたちは行儀よく主の様子を浜辺から見守っておりました。

e0271181_10290101.jpg
帰り際まで、なごりおしそうに海を楽しむ。またたくさん泳ぎに来るからね。

子どもたちが元気な、いい海開きでした。神事も無事に済み今シーズンも無事事故なくたくさんの方が加太の海を楽しまれるとよいですね。

子どもたちが好きだし、子どもたちを撮るのが本当に好き。
来年もまた撮らせてもらいたいな。

e0271181_10465145.jpg
終わった後こちらの時間がない中、無理を言ってイギリスのMGというブランドの車に載せていただき、加太を少し案内していただきました。この車、かっこよすぎる。普通の乗用車と違って車と一体になっているような楽しさが最高です。

e0271181_10495746.jpg
あと車中からのフロントの長めがめっちゃかっこいい。いい経験させていただきました。


お祭りに行ってまたひとつご縁が大きく繋がりました。感謝!

ありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

e0271181_10521179.jpg
御朱印もいただいてきました。
御朱印にも書かれているように、本殿が国の重要文化財に指定されております。
本殿を守るように建物で覆われておりますので、外からは見ることができませんが、頼めば見せていただけるそうです。

e0271181_10544723.jpg
こちらは「えび」になりますが、本殿には龍や虎、貝、宝珠、ゑびす様などの見事な彫り物が施されております。加太春日神社にお寄りの際にはぜひご覧ください。事前にご連絡されているほうがよいかも知れません。









by senbei551 | 2014-06-27 16:45 | ◆和歌山の祭り | Comments(0)
和歌山県和歌山市加太にある加太春日神社へ「えび祭り」を観に行ってきました。
気づけばお祭りに行くのもずいぶんと久しぶりになってしまいましたが、楽しませていただいてきました。

「えび祭り」の開催は2年ぶり。その前回の開催も三年ぶりとのこと。原因は人手不足。
お祭りに行くようになって、特に地方でこの人手不足という話を本当によく聞きます。そんな中でも地元の方々が知恵と力をだし、労力をつぎ込んで祭りを開催、継承されていることに頭が下がります。

e0271181_02111766.jpg
開始に余裕を持って9時頃に到着したのですが、境内にはすでに大勢の人!加太の外からの協力も得ることもできて、今回の祭りを開催することができたそうです。

e0271181_02112478.jpg
こちらでも舞姫さんは、小学生の女の子が務めておりました。

e0271181_02114745.jpg
e0271181_02271320.jpg
「豊栄の舞」が奉納されます。

e0271181_02271996.jpg
e0271181_02295961.jpg
神輿が出されます。今年は百名という大勢の担ぎ手が集まり、二年前に参加されたみなさんもそのことを心強そうに語っておられました。

e0271181_02314072.jpg
宮前では渡御出発に合わせて、神輿、獅子舞などの神様に対するご挨拶のようなもの?が行われます。
終えたものから順次、御旅所に向けて出発していきます。

e0271181_02345047.jpg
獅子舞怖い~!お父さんの背後に隠れたり、でも気になるからまたの間から顔を出そうとしたり、かわいらしい様子でした(^^)

e0271181_02365988.jpg
新町小唄のみなさん。

e0271181_02371473.jpg
加太恋おどりのみなさん。
e0271181_02380734.jpg
薙刀。滋賀県の春の祭りでよく開催されているように思い興味を持っていたのですが、和歌山で見ることができるとは!祭りの花形のような立ち位置にも感じました。

e0271181_02400325.jpg
出発の太鼓のあと、神輿渡御が始まります。最初の渡御が始まってから神輿が出発するまでけっこうな時間があります。神輿の主任のような方も話をつなぐのに苦労しておりました(笑)盛り上げ方が面白かったですけれども。

e0271181_02424729.jpg
ようやっと神輿出発!渡御の参加人数は全員で400人(加太の人口の1/10)らしく、なかなかのボリュームです。裏で支えてくださる方、沿道で応援する方を入れたら、このお祭りが加太の方々にとって、どれだけ大切なものであるか分かる気がします。

e0271181_02453975.jpg
「えび祭り」では本当に大勢の方々が祭りを見守ってくださっておりました。今回のお祭りでは、この沿道に椅子を置いて見守るみなさんの姿が一番いいなぁと思いましたし、印象深かったです。

e0271181_02472651.jpg
薙刀のみなさんも、道中みごとな薙刀さばきを見せながら歩を進めて行かれます。
こちらのお兄さんも「一歳から薙刀を投げていた」と、それを確信させる見事な薙刀を見せてくださいました。かっこよい!

e0271181_02492729.jpg
途中から海沿いの道路を進んでいきます。大阪人の偏見かも知れませんが和歌山!という感じがしてよいなぁと思います。ただ、意外に交通量が多い。

e0271181_02505755.jpg
こうやって沿道に人が出てきて、行列を拍手で迎えてくださいます。素敵な光景です。

e0271181_02514617.jpg
そして、おやじもいい笑顔です。おやじが元気な祭りはいい祭り。これは鉄則です。

e0271181_03031902.jpg
ん~!いいねっ!
e0271181_02540668.jpg
新町小唄のお姉さん方。お美しい!

e0271181_02552787.jpg
鬼舞の子供たちも元気がよかった。なかなかに個性的ないでたちです。

e0271181_02574210.jpg
e0271181_02582033.jpg
e0271181_02585871.jpg
「ギャル神輿」のお姉さん方。ギャル…ん?ギャルじゃない人もいるような(笑)??

e0271181_03000798.jpg
だがしかし、この方々自ら「べっぴん!」と大声で連呼しながら神輿を担いで行かれます。爽快で実に最高です(笑)元気ぴかいちでした。すごくいい!

e0271181_03014580.jpg
ギャルみこし、なめたらアカンで~!

e0271181_03020979.jpg
こちらも撮らせてくれてどうもありがとう。

e0271181_03052803.jpg
「やっ!!」とパパめがけてジャンプ!!祭りはいいなぁ!あちこちで素敵な光景!

e0271181_08270310.jpg
鬼のお面をつけて小さな妹を驚かす子鬼さんに、じいちゃんが「こらー」という光景かな(^^)

e0271181_03065704.jpg
行列はお昼頃には御旅所に到着いたします。
e0271181_03071741.jpg

e0271181_08305520.jpg
少し休憩をはさんで獅子舞の奉納があります。

e0271181_08313424.jpg
獅子舞はふたつのグループがあるようでが、こちらのグループの獅子舞はなんと!

e0271181_08324322.jpg
梯子を登っていくではありませんか!!

e0271181_08360023.jpg
みんなの目線が空にむかって釘付けになっている中、歩くだけでもハラハラするのに立ち上がったりアクロバティックな獅子舞を見せてくれます。

e0271181_08374504.jpg
ラストには地上にむかって落ちるかのように勢いよくぶら下がっての獅子舞!見ている人たちも興奮して歓声と拍手が起こります。こりゃもう命懸けです。

e0271181_08402700.jpg
続いてもうひとつのグループによる獅子舞。梯子を登ったりというアクロバティックな動きはありませんが、立派な獅子頭を堂々と持ち上げての、重厚で迫力のある獅子舞を見せてくれます。見事です!

e0271181_08423869.jpg
暴れる獅子舞の勢いを横で抑え込みます。

e0271181_08432757.jpg
迫力のある頭です。首を振ると鳴る鈴の音?が獅子の激しい鼻息のように聞こえました。

e0271181_08452213.jpg
御旅所祭が粛々と執り行われます。

e0271181_08480490.jpg
「えび祭り」の名前の由来となったお供えもの。今は行われなくなりましたが、かつては加太でも伊勢海老がたくさん捕れたそうで、そのことに関する感謝や豊漁を願ってのお祭りが「えび祭り」の由来のようです。

e0271181_08520164.jpg
ふたたび舞姫さんたちによる「豊栄の舞」の奉納があります。

e0271181_09380211.jpg
e0271181_08545692.jpg
この後、神社に向けて還幸祭が行われます。しかし暑い一日でした。

e0271181_08582040.jpg
天狗さんを先頭に還幸行列が神社を目指します。

e0271181_09003054.jpg
e0271181_09005325.jpg
「まぁ、飲んでけや」とビールをくれた陽気なお三人組。ありがとうございます~!顔が真っ赤なのは日焼けなのか酒焼けなのか(笑)祭りで飲む酒が一番おいしい!!新興住宅地の方々らしく、新しく加太に入ってこられた方も「えび祭りはウェルカムな祭りや」と、楽しそうに祭りに参加されている様子はとても素敵だと思いました。ビールと引換えに次の日の資源ゴミの回収を手伝わされるところでした(笑)

e0271181_09071056.jpg
還幸行列は細い路地を進んでいきます。

e0271181_09080680.jpg
加太には、ちょっと懐かしいような風景もたくさん残っており、そこで町が一体となって行われるお祭りの在り方、人と人の結びつきが本当に素敵です。

e0271181_09104488.jpg
町のいたるところに「えび祭り」のポスターが貼られておりますが、これがまたいい!子供たちの手書きなのです。こういう祭りの在り方は本当に理想的だと思います。

e0271181_09171847.jpg
子どもたちは最後まで元気です。「えび祭り」ではいろいろな子どもたちの姿を見ることができました。一心に祭りに打ち込む姿、悪いことをして大人に叱られる姿、大人のバカな様子を笑う姿、かっこいい技を決める大人に尊敬を眼差しを向ける姿、大人たちに褒められうれしそうにする姿。祭りは子どもと大人、地域を構成する貴重な場所なのです。

e0271181_09255926.jpg
e0271181_09263750.jpg
順次、行列が神社に到着。神前で最後の奉納を行います。

e0271181_09274760.jpg
獅子舞さんもお疲れさまでした!

e0271181_09280342.jpg
e0271181_09282417.jpg
薙刀も最後の見せ場!
e0271181_09283932.jpg
この子は最後までいい笑顔だったなぁ!ベストスマイル賞です。

e0271181_09291435.jpg
「かっこよく決めろよ」というやじに「まかせとけ」と自信たっぷりに答える子どももいて、有言実行かっこよく薙刀を決めてくれます。子どもたちが祭りに自信と誇りを持っていることを強く感じます。

e0271181_09311594.jpg
最後の決めるでー!
e0271181_09314672.jpg
おやじたちのがんばりが祭りの活力である気がします。見守るおやじたちもいい笑顔です。
e0271181_09321564.jpg
境内で最後の神輿振りが行われたあと、神輿が拝殿に帰着して「えび祭り」は終了となります。

えび祭りは、たくさんの出し物がありそれだけでも見ごたえがるお祭りですが、一番魅力的なのは、町のみんなで行っている感じ。子供から大人までの町の人たちと祭りとの関係のすばらしさにある気がしました。

人手不足からここしばらくは数年おきの開催となっていたようですが、来年も開催したいと思っているというお話をお伺いしました。期待しています。

今度行く時は加太の町もゆっくりと散策してみたいと思いました。







by senbei551 | 2014-05-17 20:14 | ◆和歌山の祭り | Comments(0)

ねんねこ祭り

「ねんねこ祭り」の本宮当日、早朝5時に木葉神社へ向かいました。
満天の星空の下、少し肌寒い夜道を暗闇の中から聴覚だけにうったえてくる波の存在を感じながら神社へと向かうのは悪くない気分でした…が、はやり眠い!一時間も眠れませんでした(^^;)しかも朝ごはん抜きです。

e0271181_22542529.jpg

祭りの大きな見どころと言える「朝日遥拝神事」が始まるのは朝の6時。地元「ZTV」の取材の方以外は地元の方のみでしたが、祭りが始まるころには人であふれかえるとのこと。
e0271181_22572359.jpg
かつては、神功皇后が応神天皇を御出産された故実により旧暦霜月「卯」の日、「卯」の刻に行われていたそうですが、現在は12月第一日曜日ご催行となっております。
e0271181_2311444.jpg
朝日遥拝神事の主役とも言える「御飯持」。15歳以下の女児。振袖に花かんざし、黒の手甲、白足袋、草履、頭に藁の円座という独特のいでたちです。
e0271181_23143164.jpg
娘が大役を務めるにあたりお母様もどういった御心境なのでしょう。
e0271181_23161915.jpg
祭り奉仕者のみなさんが続々と集まってこられます。
e0271181_2318642.jpg
六時になるとお祓いを受け、いよいよ朝日遥拝に向け行列が出発いたします。
e0271181_11081048.jpg
「露払い」が榊の葉で潮水をうち、一行の道中を清めます。
e0271181_2332385.jpg
行列は以下の順に歩みを進めます。
「先馳(練り?)」高い竹竿の先に花傘をつける。
「警護」消防団がうけもつ。列には加わらない。
「高張」竿に三段の横木をつけ、提灯を多数吊るす。
「露払い」桶に潮を汲み、道中榊の葉で清める。
「御飯持」上記のとおり。
「大幣」大きな御幣を持つ。
「斉王」右手に笏、左手に鈴を持ち、獅子屋台の太鼓の囃子に合わせて鈴を振り、御飯持の一歩を促す。
「御幣差し」御幣を持ち、歳のいったものから順に6名が並ぶ。
「巫女」浦安の舞を奉納。
「獅子囃子」お囃子を奏で行列の殿を務める。
e0271181_23484574.jpg

御飯持は頭上に櫃桶を持ち、桶の中にはお供えをする餅、蜜柑、赤飯、榊が入っております。
e0271181_2358097.jpg

朝日遥拝を行う場所まで境内を半周程度するだけですが、一歩進むのに1分~2分程度時間をかけるため、到着するまでには一時間程度かかります。それでも、かつでは練りの道のりはもっと長く3時ごろから行われていたようです。
神功皇后が応神天皇をお腹に宿したまま戦におもむき、その帰路の遠い道のりを表すためにゆっくりとした歩みで進むそうです。
e0271181_025899.jpg
文章だけで想像していると、静かな中しずしずと行われる祭りのようですが、獅子囃子の踊りだしたくなるようなリズムの中行われているため、どこか心の奥底をくすぐられるような、原始的と言いましょうか、シャーマニズムのようなものを感じてしまうところが実に魅力的なのです。最後にYOUTUBEにアップされていた動画を掲載しておきますので、合わせてご覧ください。
e0271181_0121945.jpg
12月の肌寒い朝、手を温めてもらいながら一歩一歩進んでいきます。
e0271181_0155790.jpg
e0271181_0161698.jpg
行列の末尾。御飯持の子が疲れてしまった場合、交代することがあるようで、最後尾のかわいらしい子はその役目なのかな?
e0271181_0235714.jpg
一度鳥居をくぐって境内の外に出るのですが、その頃にはずいぶんと明るくなっており、行列を取り囲む…というよりも撮り囲む人の数もこのようなことになっております。
e0271181_0301748.jpg
7時15分ごろ、行列が朝日遥拝を行う場所に到着いたします。「遥かに東天を拝み奉る」ちょうどそのころ顔をだす朝日に向かい祭文が読み上げられ、一同二度の礼拝をおこないます。

行列は裏道より本殿前の神庭に入り、「本殿大前の儀」が執り行われます。
かつては全員履物をぬぎ、足袋はだしで神庭へ上がっていたようです。また敷き詰められた丸石は氏子が分担して海岸から集め毎年取り替えるとのことですが、現在でも行われているのかはわかりません。時勢的には難しいのではないかと思うのですが。
e0271181_042113.jpg
篠竹三篠を束にしたものを使い、大幣が湯立てた潮水を使い修祓と同じようにお払いをします。
e0271181_0455491.jpg
子ども巫女による「浦安の舞」の奉納。平成元年から奉納されるようになったそうです。
e0271181_049846.jpg

e0271181_0522597.jpg
よくお祭りでみかける年上の子が小さな子の面倒を見てあげる様子が好きです。ほっこりします。

続いて8時ごろより拝殿にて「子守の神事」が行われます。

e0271181_0572219.jpg

「お弓神事」。「タンタニノ(地名) タノクルデ(田のあぜ道で) ウズラ(鳥名)イテ(弓で射て) ハンネクロー(跳苦しむ)」の祭文を読み上げ、五穀豊穣を願い、白米を入れた一升枡の上に折紙のウズラを乗せ、これを弓で射る所作を行います。

e0271181_114262.jpg

「みかん問答」。広げたゴザの上にみかんとこうじを並べ、「みかんを食おうか」「こうじ(みかんの原種)を食おうか」「酒を飲もうか」と斉王と童子が問答を三度繰り返しながらゴザを巻き取る所作を行います。みかんとこうじを使うことから豊作を祈願する意味合いがあると考えられています。

e0271181_17447.jpg

「子守神事」。「ねんねこ祭り」の語源にもなった神事。こざ(昔の布団)、まくら、おちち(円錐城の布に白米をいれたもの)を肩にかつぎ、「ね~んねこ~ね~んねこ~お~ろろんよ~」と子守唄を唄いながら歩く所作を行います。

e0271181_1115316.jpg
「まくら」。神功皇后の下駄の片方という説もあり、もう片方があるとされる四国でも同じような祭事が行われているとかいないとか。
e0271181_1122596.jpg
「おちち」。ギャラリーからおひねりも飛んでくることがありますが、それ以上にヤジがとんできて見ているものを笑わせてくれる、心温まるほっこりとした神事です。

e0271181_113384.jpg
二回目の子ども巫女舞が奉納され、拝殿での神事は終了となります。
e0271181_114356.jpg
お初穂が配られます。神棚にお供えするとよいようです。僕も一束いただいてきました。

e0271181_1212629.jpg
神事が終わり、境内では記念撮影をする人、出店を楽しむ子…とほっこりした時間が流れます。
…が、僕はここですっかり電池が切れてしまい、最終境内で寝てしまいました(苦笑) さすがにほとんど寝ず、御飯も食べずでは疲れきってしまいました。お祭りが終わってから思い出したように出店で鯛焼きを買ってむさぼりました。
e0271181_1345198.jpg

e0271181_1242143.jpg
お菓子撒きや、お餅撒きが行われていたこともあるようです。
e0271181_1244883.jpg
今年は献茶が行われておりました。
e0271181_1262784.jpg
e0271181_1264118.jpg
e0271181_1265581.jpg


e0271181_1325591.jpg
こちらでは昨晩と同じく獅子舞の奉納が行われております。
e0271181_1352552.jpg
e0271181_1354575.jpg
e0271181_1361380.jpg
e0271181_1375766.jpg
e0271181_1381216.jpg
天狗さん。昨日より大勢のギャラリーの中見事に演じきっておりました。おひねりもたくさん飛んでいました(^^
e0271181_139014.jpg

e0271181_1411985.jpg
e0271181_1414274.jpg
最後に区長さんがあいさつをして、みんなで万歳三唱をしてお開きとなります。終了するのは11時ごろでしょうか。正午頃には出店も撤収され、静かな空間を取り戻すとともに来年の祭りに向けて時が刻まれていきます。
このようにして数百年「かわらないものがある」という言葉通りに受け継がれてきたお祭り。地域社会の有りようが変わりゆく中で、地域を表す祭りを変わらず続けていくということは非常に困難なことだと思いますが、ぜひ今後数百年も変わらず受け継がれていってほしいと思います。
ちょっと遠いけれども、僕もまた足を運びたいと思いました。

e0271181_1451847.jpg
御朱印もいただいてきました。御朱印を書いてもらっていると、子どもたちが「なにそれ?」と神主さんのところへ寄ってきます。お祭りも神社も地元の人たちにとても愛されているんだな~と感じました。

e0271181_147454.jpg
いただいた御朱印。同じお祭りへ行くことが多く新しい御朱印がなかなかもらえなかったので、ひさしぶりでうれしいです。

e0271181_1472857.jpg
近くの中学校で野菜の品評会と、子どもたちの作品展を見た後、新宮へと向かいました。


YOUTUBEにあった「ねんねこ祭り」の動画です(2011年)









にほんブログ村 写真ブログ 祭・イベント写真へにほんブログ村 写真ブログ 子供写真へ

by senbei551 | 2013-12-01 23:17 | ◆和歌山の祭り | Comments(2)

ねんねこ祭り(宵宮)

和歌山県串本町田原にある木葉(このは)神社(祢んねこの宮)まで「ねんねこ祭り」を観に行ってきました。
五穀豊穣に感謝し、子安信仰・子孫繁栄を願い数百年の間受け継がれてきたお祭りで、昭和56年には県の無形文化財にも指定されております。
e0271181_225051.jpg


紀伊田原駅で電車を降りると、すぐ横に木葉神社が見え、美しいイチョウの黄色が驚かせてくれます。
e0271181_20551172.jpg
境内から聞こえてくる「ねんねこ♪ねんねんこ♪」という唄声。とてもよい雰囲気でした。
e0271181_2056552.jpg
明日のお祭りにむけて最後の予行が行われている間、表では氏子の方々が薪で暖をとられており、お祭りについていろいろとお話をお伺いさせていただきました。ありがとうございます。
e0271181_20573588.jpg
木葉神社の本殿に社殿はありません。社殿を作れば火事になるとの言い伝えがあり、禁を破って社殿を作ったところ、火事になって焼け落ちたそうです。 コノハナサクヤ姫が祭神だと言われておりますが、火事で一切の文章とともに由来も失われてしまい、神功皇后をお祀りしているという説もあるようです。
e0271181_2193633.jpg
宵宮の日は朝から獅子舞が氏子域をまわっているほか、晩の18時半ごろから祭員(御飯持1人、大幣(オーベ)1人、御幣差し6人)が神職に伴われて海岸で潮水をつかいお祓いをうけます。
e0271181_2117388.jpg
道中一切言葉をかわしてはいけない決まりがあり、暗闇の中、足元を照らすあかりと、足音だけが海岸にむけて進んでいきます。昔からかわらぬ光景なのでしょう。星空も美しく、とてもよい雰囲気でした。
e0271181_21211593.jpg
こちらの海は「海霧」でとても有名な場所だそうです。
e0271181_21212794.jpg
海岸に設けられたしめ縄の下、神職の手によって祭員の身が清められます。昔は二日前の晩に行い、宵宮の晩には神官が境内にある井戸で身を清められていたようです。
e0271181_21273451.jpg
海岸から神社への帰り道も一切口を聞いてはならず、行きとは違う道を走って帰ったそうですが、現在は違う道を通ること以外は省略されております。
e0271181_21275823.jpg
神社に帰ると軽快な音に合わせて獅子舞が舞っておられました。
e0271181_21312513.jpg
お祭りの現在では観光として持っている側面よりも、こうして地元の人たちだけが祭りを愛して楽しんでいる光景がとても好きです。よそ者の自分が言えたセリフではありませんが。
e0271181_21355297.jpg

御飯餅をする女の子と、御幣差しの男の子たち。みんな一晩ここで精進料理を食べ身を清めます。全校生徒が20人ちょっとと聞きました。子どもたちにとっては、知った仲間どうしで一泊するなんて楽しいんじゃないかな。と思いました。
e0271181_21424847.jpg
獅子舞が境内を出て行きました。ちびっ子たちの提灯に続いて先頭をしているのは、竿の先に花傘をつけた「先馳」、つづいて提灯をたくさんぶら下げた「高張」です。「むかしは提灯の数ももっと多かったんだけどね~」と氏子の方が話しておられました。それでも、こうして祭りを受けついてこられていることは貴重なことだと思います。
e0271181_220166.jpg
「ねんねこ祭り」のポスターに描かれていた「かわらないものがある」という魅力ある言葉がふさわしいです。
e0271181_2224288.jpg
街角で少し舞われた後、神社から比較的近い広場で本格的に獅子舞と天狗を舞われます。
e0271181_2235692.jpg

このお囃子のリズムがまたいいんですわ。それをみんなが楽しんでやっている雰囲気がビシビシ伝わってきてさらにいい気分になります。
e0271181_2243082.jpg

ここでお神酒をいただいてしまいまして…そこそこ大量に。空きっ腹になんとやらで、いっぺんにまわってしまいましてけっこう記憶が飛んでます(笑)
e0271181_2291100.jpg
獅子舞のリズムとお酒にすっかり酔ってしまいました。
e0271181_22111387.jpg
獅子舞の動きすごいよかったです。生きた迫力がありました。獅子舞っていいな!と心底思いました。
e0271181_2212497.jpg
当てにならない僕の記憶が間違っていなければ8種類獅子舞の演目があるそうです。見ごたえがあります。
e0271181_22122135.jpg
e0271181_22123494.jpg
いや~いいですね!
e0271181_22124676.jpg
e0271181_22125789.jpg

e0271181_221851.jpg
e0271181_22181563.jpg
e0271181_22232144.jpg
天狗は子どもが行います。今年は小学2年生の子が初舞台とのことで、おじいさんというには若い方を含めみなさんが応援されていて、とてもよい雰囲気でした。
e0271181_22252154.jpg
途中決めどころで舞台袖からおひねりがたくさん飛んでくるのもいいですね~!!それにしてもなかなかに難しい演目だったと思います。小学2年生の子がよく勤め上げたな!と驚かされました。初舞台おめでとうございます。
e0271181_22265284.jpg
最後に獅子舞がもったいぶるようにくす玉を割って終了となります。
e0271181_22273517.jpg
みんなの健勝を願って万歳をしてお開きとなります。最後までいい雰囲気だ~。

…と最高の気持ちで一日を終えると思いきや、ここで実は少し前にえらいことに気がついてしまっておりました。お祭りに行く時は帰る時間も遅くなるのでだいたいホテルは素泊まりで、晩ごはんは近くのコンビニで調達することが多いのですが…コンビニがない!!スーパーもなくて…なんとこの日は晩ごはん抜きでした(笑)

氏子さんが軽トラで乗せて行ったろか?と言うてくださったのですが、獅子舞見とれているうちにその方とはぐれてしまい、後日「昨日は晩ごはん大丈夫だった?」と心配させてしまう始末。申し訳ないです。そしてありがとうございます。

次回は、晩ごはん用意で行きたいと思います(^^)



にほんブログ村 写真ブログ 祭・イベント写真へにほんブログ村 写真ブログ 子供写真へ

by senbei551 | 2013-11-30 22:35 | ◆和歌山の祭り | Comments(0)

世界民族祭in真国

和歌山紀美野町で開催されている「世界民族祭in真国」へ行ってきました。

同日開催の「まくに美術展」に写真を6枚出させていただきました。

e0271181_23353538.jpg

高さ4mの広い会場に、さまざまな作家さんの作品がズラリ!

e0271181_23353666.jpg

世界民族祭会場への送迎バス降り場前が会場でしたので、大勢の人が足を運んでくださっておりました。
ありがたいことです。

14時半からは、世界民族祭の会場となる「りら創造芸術高等専修学校」へ
世界各国のお料理や「りらぷりん」などを味わいつつ、前半の民俗芸能だけ観て帰りました。

↓梅中笠踊り(「小川郷土芸能保存会」による)
e0271181_2341898.jpg
e0271181_23403876.jpg
e0271181_23412355.jpg
e0271181_23405374.jpg


↓志賀野獅子舞
e0271181_23422684.jpg
e0271181_23425737.jpg
e0271181_23424015.jpg
e0271181_23431269.jpg


↓真国御田春鍬規式(「りら創造芸術高等専修学校」)
e0271181_23451483.jpg
e0271181_23451037.jpg

e0271181_23511172.jpg

e0271181_23453267.jpg


↓戎舞・淡路人形浄瑠璃(「兵庫県立淡路三原高等学校郷土部」)
e0271181_23464624.jpg

by senbei551 | 2012-11-10 23:52 | ◆和歌山の祭り | Comments(2)

時々写真を撮りにいきます。主に祭りと子ども。自分も供奴として住吉大社で祭りにご奉仕させていただいております。


by senbei551