4年ぶりに「千里の天神さん」こと「上新田天神社」へ「大阪とんど祭り」を観に行って来ました。
400年以上にわたって行われてきた伝統的な祭りです。
行われている地方も多く残っていると思いますが、大阪では昔ながらの形を今に伝える貴重な伝統です。
紅白の「破魔餅」。とんどの残り火で炙って食べると一年間無病息災に過ごせるといわれています。
僕がデザインさせていただいた絵馬。飾られていてうれしかった。
お正月にひきそびれた人は、おみくじもどうですか?
19:30になると神事が執り行われます。
とんど櫓も火打石を使ってお祓いされます。
御神火が移されます。
とんどの四方に洞のように穴が開いており、そこより御神火がうつされます。
御神火が移されてしばらくは、なにもなかったかのようですが、しばらくすると煙が出始め、炎が立ち上がります。
あっという間に広がる炎!!時より竹のはじける音が鳴り響き、炎を取り囲む人々も、じゃっかん怖さも感じつつ、炎に見入っているような感じ。
子どもたちが描いた?書初めも燃やされます。とんどでは燃えた文字が高く舞い上がるほどに文字が上手くなるとか、そういうお話しだったかと思います。
風向きによって火の粉が飛び散ります。
「火焚串」が神職のみなさんによって投げ入れれます。
とんどなので、しめ縄なども投げ入れられます。
とにかく熱いです。半端やないです。熱いというか痛い。
賢明な対策です(笑)
子どもたちも、今か今かと餅焼きタイムを待っています。
消防士さんが炎の対処。この服着てたら熱くないのかな?
少しすると、消防士さんが火を引き寄せてくれて、餅焼きが始まりました。
みんなで小さな火にお餅をかざして食べる光景がすごく好きです。
だったのですが、今年はちょっと様子が違った!
4年前の時は、消防士さんが炎を掻き出してくれて、そこでみんなが御持ちを炙ってという、ほのぼのした感じだったのですが
今回は、待ちきれない!と言わんばかりに、餅待ち隊がじわりじわりと炎に近づいて、餅を焼き始めました。
めちゃくちゃ熱い!!!餅焼くのにみんな必死。見た目ちょっと戦みたいでした(笑) 人vs炎みたいな。
みなさんお餅を食べられると、帰って行かれました。
地元の方々も楽しんでおられて、いい祭りだな~と思います。
またお邪魔させていただきたいと思います。