初日24日(土)は、えらい雨でめっちゃ寒かった。裸足に雪駄やと足の指もげるかと思った。
二日目25日(日)は、雨もやみました。本当はさぎっちょ雪と言われる、ハラハラと降る雪があるとうれしいのだけれども
地元の人にそれを言うと「雪はもういらん」と言われること必至なので、この質問は封印。
二日目の朝は毎年のごとく芳野から。芳野の雰囲気もめっちゃ好きなんですよね。なによりオヤジたちが元気なんですよ!これ本来のさぎっちょの姿なんじゃないかな?と思うわけです。オヤジたちのええ雰囲気が自然と子どもらにも伝搬してる。
本当は芳野にももっと行きたい。特に夜。うきうきライブを一度しっかり観てみたいのです。別の櫓の人からも、芳野の夜は観た方がいい!と言われたほど。
子ども囃子や、作りもの、絵行灯などでも常に上位に位置する芳野です。
コンクールの時の下段のちびっこ舞台もとてもかわいい。長く通っていると、下段で浮かれていた子が、上段にあがり卒業していくのを目の当たりにして、子どもらの成長を感じたりもするわけです。
いつか芳野の夜も観に行ってみたいな。昔一度だけ行ったことがあるのですが、そん時は落語のようなことしていた記憶が(笑
コンクールが始まると、人がめっちゃ集まって路地から抜け出せなくなるので、後ろ髪ひかれつつコンクール前に移動。
続いて沢櫓。昨年、十年だったでしょうか?続いた下長淵の連勝を破った櫓。昨年は観終わったあと鳥肌が立ちました。今年は?
審査員が来る前はさすがにちょっと緊張?
でもないかな(笑)みんなとてもいい笑顔。
今年もすばらしかった!!コンクール!!という浮きではなく、自然な浮きで、笑顔も自然。普段の練習でたぶん子どもたちが自然体で楽しめる雰囲気ができているのだと思います。それでいて個々の技量や個性も光っていて、最後に向かって一体となって盛り上がっていくグルーブ感、構成もとてもいいわけです。素人目ですが、こりゃまた今年も来るな~と思ったら、やっぱり市長賞でした。連覇おめでとうございます。
こういう子が一人いるだけでグッといい(笑)
来年も市長賞か!!という期待を持ちつつも、年が変われば子どもも変わるし、それによって当然浮きも変わるわけで、常に連覇する必要もないのかも?とも思います。どこの櫓でもね。子どもたちみんなが浮きを楽しんでいて、今年はここがよかった!今年はここがめっちゃ楽しんでいたな!!なんて思えたらいいな。来年も沢らしい楽しい浮きを見せてほしいです。
つづいてホーム上郡へ。立川も観てみたいのですが、立川観てると上郡観れないので(^^;) 今年の立川とてもよかったようです。お隣さんでなかなかいけない立川。祭り中に行きたい櫓、会いたい人もたくさんいるのだけれども、祭りが始まると意外とみなさんもどたばたされていたりでゆっくりお話しできる時間なかったりするんですよね。
さぎっちょ名カメラマンのぐっつぁん。腹立つくらい(笑)素敵な写真を撮りはるので、話をしていてもとても楽しいです。
ここほれワンワン!!え~~!!!もう歌詞から全部オリジナルです(笑)
ちょっと人多すぎて場所移動できず写真はいつもあまり撮れません(^^;)めっちゃ逆光やしね。
ラストは二人の見事な浮き!!上郡オリジナルすぎます(笑)でもそこが好き。
ナンバーワンよりオンリーワン。むしろさらに個々の個性光る浮きを展開するオンリーワン突き抜けた櫓を目指してほしい!!
ちびっこも主役だぜー!
上郡大好きだぜー!!あと素敵なのは前で三味線やってくれてる高校生たち。ずっと櫓に来てくれていて、素敵な浮きに三味線にほんとありがたいですね。
お次は上後。みんなの仲の良さというか、居心地のいい空気というか、とても暖かないい雰囲気があふれる櫓です。
この雰囲気好きだし、来年はまたゆっくり遊びに行きたいな。
上後のみんなのことをもっと知りたいぜー!
つづいて中後へ。上長淵の打ち手集合でも浮いていた笑顔ちゃんのいる櫓です。
こちらも個性豊かな子どもたちがお出迎え!!
いいっ!!すごくいい!!
やっぱり笑顔光りますね。
最後に下長淵櫓へ。やはり底力、積み上げてきた安定した技量のある櫓です。人多すぎてちゃんと観れんかったけど。
ゆっくり観れそうになかったので、審査員さんといっしょに移動。
結果、今年も沢が市長賞をとられたようです。上郡は6位だったということ。
賞をとるには、浮きの構成考えたり、子どもたちをしっかり教えたり、練習したり…ということが必要になってくると思うのですが、基本はやっぱり子どもたちに左義長って楽しい~!と思ってもらい、大人になっても自然と続けてもらうことが一番大切なんかな~とか思ったりもします。
それぞれの櫓に個性があり、その櫓にも色々な子どもたちの個性があって面白い。
それらを受け入れる浮きの自由さ、左義長の自由さ、懐の大きさがいい。