上黒川花祭り2017(その4)

奥三河の隠れ里で700年以上にわたって受け継がれてきた「花祭り」
22時をまわり、ここからは「花の舞」と言って子どもたちが舞手となっての時間です。

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最初は「花の舞・扇の手」。登場した時は花笠と鈴を持って舞うことから「花笠の舞」とも言われるそうです。衣装がかわいい!

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途中からは花笠を被り、鈴と扇に持ち替えて舞を奉納します。

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BSの花祭りの特集を観たときに、小学4年生くらいまで舞うことが嫌だったと話していた子がいました。中学生になった今は「花祭り」が大好きあし「伝えていかなきゃ」という強い思いがあるとも。この子たちはどうなんだろう。

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産まれた地にそれぞれの祭りがあり、この子たちは「花祭り」がある場所に産まれた。または縁を持ち参加しているわけで、祭りの担い手として成長していってくれるといいのになぁといった思いです。無責任ですが。

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大変だとは思うけれども、絶対にやっていてよかったと思う時がくるはずだし、ご先祖さまの代からずっと受けつがれている流れの一部になれるというのは、学べることも非常に多いのではないかと思います。

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将来の担い手ちゃんも「花祭り」の空気を吸って大きくなっていきます。

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祭りの中に子どもたちが活躍できる居場所があり、地域の人たちに見守られながら大きくなっていくのです。

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つづいて行われたのが「花の舞・盆の手」。扇から盆へ、舞手も変わって行われます。

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どうしてお盆を持って舞うようになったんだろう!?不思議ですね。

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微妙にわたくしの「てほへ」声が入っております。我慢できなくて(笑)

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6回目の「花の舞」です。

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舞庭も大賑わい!自分も声出して、身体ゆらして楽しみました。


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舞っているほうも楽しいだろうなぁ!地域活性化の事業で訪れて花祭りに参加し、ここでえしか体感できな心地よさが忘れられずに、引っ越してきた方の話を聞いたことがあります。

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つづいての「花の舞」は「湯桶(ゆとう)の手」。鈴とお酒を注ぐための湯桶を持って舞います。なぜそのようなものを持つのか、ほんと不思議!!青年、大人の舞は「扇→やち→剣」となるのに対して、子どもは「扇→盆→湯桶」です。

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それぞれに舞の難しさの違いのようなものもあったりするのでしょうか?

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小さくても立派な舞手さんです。

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「乾杯」って言いたくなるな(笑)本当はもっとお酒を飲みたかったのですが、売店までいつ飲みに行けばいいのか。タイミングがつかめずあまり飲むことができませんでした。

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七回目の「宝の舞」です。

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この頃ちょうど0時をまわり、日付が4日となりました。

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続いてが子どもの「花の舞」最後を飾る「舞い上げ」です。

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足がつかないように肩に載せられて登場です。なんで舞い上げだけ足が着かないようにされてるんだろう。

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「花の舞」の最初に花笠をもって踊るのを「舞い下ろし」とも言うらしく、舞い上げと両方、一番小さな子三人が舞う…というようなことも読んだのですが、最初に踊った「扇の手」はむしろ大きな子どもが待っていたし、よく分からないなぁ。「舞い上げ」は舞はじめのようなものなのでしょうか?

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なんにせよ一番小さな子どもたちが体に合わない大きな衣装を着ての舞はすごくかわいらしいです。

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本番を舞いながらも「こうするんだよ」と教えてもらいながら(^^) 

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まだまだたどたどしいお遊戯の発表会のようですあ、今立派に舞っている青年や大人たちも、ここから「花祭り」舞の人生をスタートさせてきたのでしょう。

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ついついあくびがでちゃう(笑)時間は0時を回っています。小さな子どもがこんな時間まで起きて、がんばって舞うっていうのは本当にすごいなぁと感心します。
お疲れ様でした。最後にまた担がれて支度部屋へと帰っていきます。着替えたらすぐ撃沈してしまうことでしょうね。

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子どもたちの出番あ終わり、「花祭り」はここから一気に深夜の濃い祭りへと姿を変えていきます。

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その始まりとして行われるのが「市の舞」。舞庭にあふれる人たち。その中、榊をもった青年が分け入って釜の周囲にぐるりと道を作っていきます。
そして道が出来上がったかと思えば、周囲の「てほへ」の掛け声のピッチがあがり、盛り上がってきたー!と思ったら…

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バシコーン!!!と青年が狂ったように榊を振り回して観衆たちをぶちのめしていきます(笑)
「ぎゃーーー!」「わーーーー!」と阿鼻叫喚に混じって「ぶってーーーー」という声も(笑)

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黒川村の人たちは全員「M」に育つのか!!というくらいみんながぶたれに集まります。…が実はそういうわけではなく、榊でぶたれることで清められるのです。それにしても激しい(笑)

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しかも一回狂宴が終わった!と思ったら、間髪入れず二人目が出てくるのです。横では将来の「S」くんを育て上げる姿が(笑)

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「髪が生えますように」と榊に頭をこすりつける人も。そんな効果があるのだろうか!それにしては、毛の薄い人が多い…え~っと、なんでもありません。ま!僕もそうなんですが!!

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そしてまたどつかれる(笑)わたくし、先ほどはあまりどつかれなかったので、今回は積極的に榊の前に突撃しました。

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そしてバシコーン!!おもっきりぶたれましたよ!今回は!
「やったーーー!」と喜ぶ自分に笑えます(笑)そして、シャレにならんくらい痛いねんこれがまた!!痛いけどうれしかった。不思議な舞!!


榊、つまり木ですからね!!ドラクエでいう「ひのきの棒」みたいなもんですよ。スライムくらいならやっつけられそうです。

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そして間髪入れず第三ラウンド。第二ラウンドで燃え尽きたわたくしは、安全地帯から、人々がぶたれ叫ぶ姿を眺めていました。

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こういうのも出てくるわけです(笑)これ絶対痛い!ぶつ方も一切手を抜かないガチンコだぜー!
「市の舞」おもしろい!!!深夜やるからなお面白い!!!

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その頃支度部屋では!!!
鬼様。いよいよ出番です。

(その5)へつづく。



Commented by すぺいん人 at 2017-01-17 20:08 x
いやいや、動画撮ってても思わず掛け声言っちゃうの分かります(笑)!!

将来のSを育ててる写真で噴きました(爆)。
こちらも榊で勢いよくぶっ叩かれ・・・祓われますね♥

7枚目以降、ちょいちょい写ってる彼、私や友達と同い年なんですが、去年初めて朝鬼を舞った(今年もかな??)方なんです♪
下黒川にもちらっと遊びに来られてました♪

花の舞はとっても可愛らしいですね☆
花の舞を舞ってた子が青年の舞を舞う様になって・・・と成長していくんでしょうね~☆
Commented by senbei551 at 2017-01-17 23:50
市の舞は、太い木の部分で首をバシコーンとやられまして、痛さ半端なくうれしかったです(笑) 7枚目の彼さんご存じなんですね~!!今回お話しさせていただいて、少しお知り合いになれました。今年の山見鬼が彼ですよ~~!!あと味噌塗りと(笑)獅子舞もされていたようです。太鼓もされていたし、かっこよかったです(^^
by senbei551 | 2017-01-04 01:10 | ◇奥三河花祭り | Comments(2)

時々写真を撮りにいきます。主に祭りと子ども。自分も供奴として住吉大社で祭りにご奉仕させていただいております。


by senbei551