出番山の「西町」「材木町」の各三回の公演のうち、残り二回が「曳山八基曳揃え」の会場で行われます。
今年は250年の節目にあたるため、早くから八基曳揃え会場で公演が行われたようです。
「材木町」の「仮名手本忠臣蔵」は(その1)で紹介させていただきましたので、今回は「西町」の「辰巳用水命光輝 稲葉左近館之場」を載せたいと思います。
そして演じている西町の役者さんはすべて女の子です。
観ていると女の子らしいかわいさが出てるなぁと思うこともありますが、男も女もほとんど分からなくなります。
かつて城の秘密を守るため、工事に関わった者は殺される運命にありました。
というのが大まかなストーリーです。
詳しくは、おなじみ「ゲジデジ通信」さんを読んで、なるほどそういう話だったのか!としっかり理解できました。
ストーリーは理解できませんでしたが、絵はとてもきれいでした。
とりわけ暗くなってからスタートする舞台は、この日の全公演通してラストをかざる一回のみのため貴重です。
ひとり名古屋から通っておられた役者さんもおられるとかで、本人の努力もさることながら両親はじめ回りのサポートもすごいと思います。
聞いていると、各町の曳山をじっくり見て回りたくなります。
邪を祓い清める三番叟。
仮名手本では、上野介が討ち取られたあと由良之助に切りかかり返り討ちに会うそうです。
そういえば本物の女の子だった!と子ども歌舞伎ならではの混乱をしてしまいます。
ゲジデジ通信さんに連れて来ていただけたおかげで観ることができた「小松お旅まつり」。
唯一知っている子ども歌舞伎を行う「長浜曳山まつり」同様、歌舞伎はすばらしかったです。
一回目の材木町で行われたようなゴザを敷いての観覧は、長浜にはなかった魅力ですごくよかったです。
祭りではなくイベントだと感じ、町の方々の子ども歌舞伎を盛り上げる熱意は感じましたが、「祭り」という観点からは少し物足りない点ではありました。
その「祭り」要素を補って余りあるのが「子ども獅子舞」でした。
町中でゴザを敷いての歌舞伎観覧と子ども獅子舞を堪能したいと思いました。そこにこそ「小松お旅まつり」の魅力が詰まっていると思います。
お久しぶりです。小松登場ですね。前情報で3人さんお揃いという事でしたが、残念ながら仕事で。
前日に会議終わりで拝見しました。27年前に見たのが初めてでした。おしゃる通り地べたに座って、きっちり満喫してみてください。小松駅前も様変わりしましたが、子供歌舞伎は健在です。
でも、実は長浜の子供歌舞伎はまだ見たことないんです・・北陸専門で トホホ
ゲジデジさんに小松まで連れて行ってもらえたおかげで観ることができました。
自力ではなかなか行けない距離なので、ありがたかったです。
仰られているように、ゴザを敷いての観覧はすばらしかったです。
ただ今回は残念ながらそのような観覧の仕方は一回のみでした。
少しイベント色が強いですが、そうだとしても、子供たちの舞台はすばらしかったです。
長浜もぜひに~!立ち見なのですげぇ疲れますが(笑)
小松には小松の、長浜は長浜の魅力があってよいですよ~~~。