随心院「はねず踊り奉納法会」2015

随心院「はねず踊り奉納法会」に本年も行ってきました。
明日本番を前に、能の間にて「法要」と「はねず踊り」「今様」が奉納されます。

昨年の「はねず踊り奉納法会」

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小野小町にゆかりの深い随心院。境内にはみごとな梅園もあります。

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梅は散り急いでおりましたが、代わりに桜の花が目を覚まし初めておりました。満開の梅園はさぞきれいだったろうと思います。とりわけ今年の「はねず梅」は出来がとてもよかったと聞きます。

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渡り廊下を進む華やかなはねず色の着物がとても美しいです。

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踊りに出るのは基本的には小学4~6年生の女の子たち。みんなとてもきれいです。

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「今様」を奉納するのは「はねず踊り」の卒業者で高校生だと聞きました。「今様」の踊り手としてまた舞台に帰ってこられるのはとても素敵なことです。

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踊りの奉納の前に「法要」が行われます。今から始まる美しい踊りを前に気持が研ぎ澄まされる思いです。正座で体の下敷きとなった足はビリビリと悲鳴をあげておりましたが。

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さぁ「はねず踊り」の始まりです。笠の淵の赤いほうが「小町」役。そうでないほうが「少将」役です。ふたりの物語につきましては、昨年のページをご参照ください。

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踊り自体は7分程度あるのですが、撮らせていただく方としましては3分程度かと勘違いするほどに、美しい時間はあっという間にすぎてしまいます。観られていた方にはパシャパシャとすいません。

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子どもたちは10月から秋、冬と寒い季節をまたいで毎週練習に励まれるそうで、時間をかけただけにとても美しい踊りを見せてくれます。まるで寒い季節をぐっとこらえて春に開く花のようです。

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ここの仕草がとても好きです。

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若手アーティストユニットが描かれた襖絵が、はねず踊りに合わせたようにきれいに映えます。

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踊っている子たち、みんな撮らせていただくことができるとよいのですが、なかなかに必至で余裕が持てませんでした。

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手の動きがとても美しく、撮らせていただくのに追いつかないこちらの技量がもどかしくもあります。

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少将さまが小町を訪ねて99日目。扉を開けると少将さま本人ではなく代理の者が訪ねていたことに驚く様子、ここもまた印象深いです。少将さまめっちゃ悔やんだろうな。

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小町役、少将役というのは最初に決まると卒業されるまで、だいたいそのままで務められるそうです。

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能の間に居合わせた大勢の人が美しい踊りに心癒されます。当日はあたたかな春日和でとても心地よい空気でした。
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かつては梅の咲く季節に里の子たちが家々を訪ねて門内の庭で踊ったそうです。のどかでもあり、さぞ美しい光景でもあったと思うのです。舞台ではなく、青空の下咲き誇る「はねず梅」の袂で踊る姿を見たいと願わずにはおられません。

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美しい時間はあっという間におわり、「はねず色」の姿は春のように足早にその姿を消しました。

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昨年、踊りのあと子どもたちを撮らせていただくことができたらな…と願っていいたら、今回ちょこっと撮らせていただくことができました。ありがとうございます。お一人は今回で卒業されるそうなので、少しでも記念になればうれしいです。

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今様を終えたおふたりと廊下ですれ違いました。大役を終えられて安堵でこぼれおちる笑顔が春のようでした。

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終わった後、明日の準備でしょうか。踊りの立ち位置の確認をされておりました。こどもたちは20名以上おられるそうで、本番の明日は、全員が回りもって踊られるようです。

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私服姿で立っているだけでもとてもきれいでした。はねず色の着物で立たれているともっと、さぞきれいなことでしょう。

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明日の踊りを披露する舞台で最終確認をして解散となりました。本番はまだ見たことがないのですが、舞台の練習を見ていると、本番も観てみたくなりました。

踊りを奉納する子供たち、随心院の方、保存会のみなさま、保護者の方々、明日本番もがんばってください。

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最後に「はねずういろう」をお土産に買って帰りました。「はねず踊り」に来たらこれを食べておかなきゃ!とてもおいしいです。

今回は毎度お世話になっております「ゲジデジ通信」dendoroubikさんと、「旅と祭りのフォトログ」toraさんとごいっしょさせていただきました。「はねず踊り奉納法会」を紹介されておりますので、ぜひご覧ください。





Commented by dendoroubik at 2015-03-30 08:57
やっぱり 襖絵を背景にした
真剣な面持ちの子供たちの表情がいいですねー!
(身体を反らせるような仕草は驚くさまを表してたんですね
・・・気づきませんでした^-^;)

今回も最高です!!!

でも・・・
できれば 襖は閉めておいてほしかったですwww
Commented by senbei551 at 2015-03-30 10:03
おはようございます。襖絵閉まっているほうがきれいだったですね(^^) 
インターネットの画像を見ていると2013年も開いていたので、去年が特異だったのかも知れないです。謎です。
あと傘の位置も今年のほうが幾分前だったように感じます。姑みたいな細かい発言ですが。

反っているのはたぶん驚いている仕草だと…勝手に思ってます(笑
Commented by tora003 at 2015-03-30 22:07 x
お疲れ様でした。
「梅風祭」そして「はねず踊り」
春を迎えた子供たちの楽しげな表情が写真から伝わってまいります。
能之間の襖絵を眺めて思うのですが、せんべぇさんが描くとどんな作品が出来上がるのか?
勝手に妄想してしまいます。
Commented by senbei551 at 2015-03-31 10:13
toraさん、思いがけずごいっしょできましてうれしかったです。ありがとうございます。
dendoroubikさんが「toraさん来てるような気がします」というまるで予言のような言葉どおりにtoraさんが現れた時は驚きました(笑)
俺が襖絵…今のままじゃ間がもたないけど、どういうの描けるようになればいいのか…ちょっと考えてみます。
by senbei551 | 2015-03-28 16:37 | ◆京都の祭り | Comments(4)

時々写真を撮りにいきます。主に祭りと子ども。自分も供奴として住吉大社で祭りにご奉仕させていただいております。


by senbei551