いよいよ70年の時を経て、いくたま夏祭の陸渡御が復活します。
戦争での焼失後、ついに復活した御鳳輦。黒地に金が映える大変に立派な仕上がりです。
多くの方の思いと力がつぎ込まれております。
陸渡御へは4年生以上の子どもたち約60人が集まりました。
昨日あれだけ歩いても今日も元気です。
今日も御朱印いただきます。
無事、陸渡御が行われますように!一年間無病息災で暮らせますように!
獅子や太鼓だけでなく、陸渡御に関わる様々な役割、装束の人、馬などで境内はごったがえしておりました。
境内の賑やかさと対照的なおごそかな雰囲気の中神事が執り行われました。
時より聞こえてくる太鼓や、御囃子の音が心地よいです。
いよいよ大阪城へ向けて陸渡御の出立です。
神職、童、白杖代はトラックに乗り込みました。
童と白杖代の友達が「うわ~○○(名前)なん!!?」と喜んで集まってきておりました。童と白杖代は大役ゆえにふざけて応えることもできずに、もどかしそうでした。
御鳳輦が鳥居を抜けて参道を進みます。70年ぶりの光景を見ようと沿道はすごい人の集まりでした。
500人以上の渡御列が生國魂神社から大阪城までを御渡りいたします。
先頭を務めるのは枕太鼓。
倒しはしませんが、時々おねりの時のように道路を駆け抜けておりました。
続いては獅子舞です。
御囃子と掛け声が陸渡御を元気よく盛り上げてくれます。
つづくのは猿田彦。
社号旗や、祭礼旗、馬車、御榊などが続きます。立派な馬車ですね。あまり見る機会がないので目をひきます。
車両規制を行っての陸渡御。沿道を大勢の人が見守ります。
八本鋒。
八乙女。実は、御稚児さんたちもおられたようなのですが、今年は参道のみで渡御が終わりとなったようで、見ることができませんでした。八乙女さんたちも、渡御の早いうちに離れられてしまったようです。大阪城で八乙女さんを待っている人もおりましたので、今後に期待といったところでしょうか。
御鳳輦。御神体を乗せて運ばれていると聞きました。
金神輿、銀神輿、子ども神輿、子ども太鼓が続きます。
最後に抑えとして再び枕太鼓が務めます。
こちらは女性や子供が叩いておりました。元気があってとてもよいです。
抜けているものもありますが、概ねこのような渡御列が盛大に御渡りをしました。
渡御列は、順次大阪城に入っていきます。
御鳳輦も到着しました。
休憩の後、神事が執り行われます。
(本宮その2)へつづく。