白峯神宮「精大明神例祭」2014(その2)

つづいて「小町をどり」です。
「山城舞楽」「蹴鞠」と同じく地主社の前で神事が行われた後、鞠庭にて「小町をどり」の奉納が行われます。

雨が降れば舞殿での奉納となるのですが、なんとか持ちこたえてくれました。晴れ男のおっちゃんありがとう!

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踊り子さんたちのご家族でしょうか、小さな子どもさんが多くほのぼのとした雰囲気です。

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地主社での神事を終えた踊り子さんたちが、織姫、彦星を先頭に鞠庭に参進します。糸巻きでアーケードを作られているのは氏子さんの代表者さんでしょうか。これだけ美しい踊りの一部なので、せっかくなら着物姿でいてほしいところです。

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白峯神宮のホームページによると、「小町をどり」は、奈良時代に宮中の行事として始まった芸事が上手になるよう願うお祭りの際、供え物として公卿等が詠んだ和歌を届ける文使いのお供をしていた娘たちが、道中で歌い舞った踊りが起源とされているそうです。

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奈良時代はきっと自然いっぱいの道中だったことでしょう。をこを歌い踊りながらお使いするなんて、想像するとなんて素敵なんだろうという気持になります。

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狂言などでも酒に酔った人が舞を興じる場面があったり、昔の人は楽しみが少なかったかも知れないけれども実に趣がありますね。
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「小町をどり」はやがて民間で「七夕」の風習として、特に手芸・芸事のじょうたつを願う娘たちの祭事として定着したそうです。

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それが徳川五代の元禄時代になると、西陣界隈の娘たちの間でひろまり、あでやかな西陣織の着物を着飾って町を歌い踊り歩いたのが小町をどりの始まりであるとのこと。

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織姫・彦星さんが途中で舞台に向かわれます。とてもかわいらしい織姫さんでした。額のマークにはどういった意味合いがあるのでしょう。


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現在伝わっている踊りは明治時代に途絶えたものを昭和37年に復活させたものだそうで、現在の「小町をどり」も愛らしいものですが、昔はどのような「小町をどり」が踊り継がれていたのでしょうか。

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「小町をどり」の起源である奈良時代と同様、江戸時代に町の角々で艶やかに踊っていたであろう娘さんたちの姿に思いを馳せると、なんとも言えず郷愁にかられるような気持ちになります。

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衣装・着付けも、赤と青を基調とし、金襴をあしらった大変にあでやかで美しいものでした。さすがは織物の町・西陣と言ってもよいのでしょうか。

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踊りは観賞させていただくに十分な長さがありますが、さらにこれを二回奉納してくださいます。ありがたい。

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一回目と二回目の間に、舞殿にて織姫と彦星さんによる舞の奉納があります。

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「小町をどり」の踊り子さんたちはしばしのご休憩。

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舞台の最期におふたりで紙吹雪を撒かれます。

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その後、二回目の小町をどりが奉納されます。

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二回目は織姫、彦星もいっしょになって踊ります。小町をどりの円の中心でかわいらしく優雅に踊ります。天の川をはさんだ七夕のお話をよく表現されているように感じます。

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最後に織姫・彦星が再度紙吹雪を撒いて踊りはおしまいとなります。
「小町をどり」の奉納、そして「精大明神例祭」はこれにて終了となりますが、終わってから踊り子さんたちが境内で記念撮影をしたり少し自由な時間になります。

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終わってからのこの時間が、みんな子どもに戻っていい顔をしていて好きだったりします。

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写真載せすぎ失礼しました~。
かわいらしい七夕の踊りを満喫させていただきました。

ありがとうございました。

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はじめてのお祭りでしたので、御朱印もいただいてきました。
来年もまた撮りにいけるとよいな。








Commented by tora003 at 2014-07-08 21:49 x
マークはしておったのですが、繁忙月の月曜日に休暇は取れず諦めました。
最後から6枚目の写真が最高、せんべぇさんしか撮れない傑作ですね。
午前中は八坂神社詣でしょうか・・・
Commented by senbei551 at 2014-07-08 21:56
午前中は八坂神社の御千度さんで、一日dendoroubikさんとごいっしょさせていただきました。

小町をどり、前から撮りたいと思っていたのですが、toraさんやdendorouikさんのように、なかなかコレは!という一枚は撮れず、また来年以降にリベンジできればと思っております。

またごいっしょしましょう(^^) お仕事ごくろうさまです。
by senbei551 | 2014-07-07 18:13 | ◆京都の祭り | Comments(2)

時々写真を撮りにいきます。主に祭りと子ども。自分も供奴として住吉大社で祭りにご奉仕させていただいております。


by senbei551