茨木神社で「鵜鳥神楽奉納」を観てきました。鵜鳥神楽は岩手県普代村にある鵜鳥神社を拠点に、沿岸部に点在する宿を2~3カ月かけて渡り歩き神楽を奉納して回られる芸能だそうです。
東日本大震災で大きな被害を受け巡業が中断されておりましたが、関係者、支援者のみなさんのご尽力で三年ぶりに巡業が再開されました。
今回は神社の一室で行われましたが、本来は村ごとに用意された宿や住居で6時間ほどかけていろいろな演目が行われるようです。
祭りは地域を表す鏡だと思いますが、地域と地域をつないで
...渡り歩いていく祭りというのも興味深いですね。
きっと巡業しながら「元気にしとったかー?」みたいな感じで年に一度の再会を楽しみ、神様をお招きし、神楽に感謝し、時には酒を飲みながらいっしょにふざけて踊ったりするんだろうな~なんて想像すると、やはり祭りは実際のホームグラウンドで見て本当だな!とも思います。「飛行機と新幹線を乗り継いで岩手からやってきた…」などとアドリブを聞かせたセリフを話したり、客席に入り込んだり、会場を笑いでいっぱいの打ち砕けた雰囲気にして上演されます。
ついには茨木市のゆるキャラである「茨木童子」まで引っ張り出してきて、自分は寝そべって代わりに戦わせたりもします(^^) 歴史がありつつも大衆芸能なので懐も広いです。
最後にめでたい「ゑびす舞」が奉納されておしまいとなりました。
座った位置的にあまり写真は撮れなかったのですが、その分楽しませていただきました。
いや~ほんと現地で酒飲みながらワイワイと観たら楽しいだろうなぁと思います。
そういうのとは違うのかな?