どんじ祭り

吹田市の無形民俗文化財「どんじ祭り」を観に行ってきました。

元禄8年(1695年)にはすでに同様の形式で行われていた神社祭礼の古い形式を今に伝える貴重なお祭りです。

祭りの主な内容は糯米を蒸した白蒸しや小判餅(牛の舌餅)、茄子、栗、柿を刻んで串にさした菓子といわれる三種類のお供えを作り、神社へ奉納することです。

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また、幼い少女が神社へお供えを奉納し、祭りにおいて重要な役割を果たします。少女は特殊ないで
たちで神へ仕える巫女の性格を負い、神社の裏にある釈迦ヶ池に住む大蛇への人身御供の名残である
と伝えられています。(「すいはく博物館だより」より抜粋)

蛇、龍つまりは水にまつわる祭事で、当日は必ず雨が降ると言われているそうな。

…降りましたよ!!雨が!!

人身御供ということから神社へ向かう前に少女たちは別れの盃を交わします。
…それが一番観たかったのですが
…雨でスケジュール前倒しになって、到着した時にはすでに済んでしまっておりました。ショック。。
ちゃんと神社で時間確認して行ったのですが、仕方がないところです。

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↑すでに出発の準備がされておりました。

こうなったらせめて独特の衣装を見せてもらおう!!
…と思っていたら

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↑カッパでした…。番傘とかだったら雨でも絵になったんだけど。

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↑先頭でかつがれる「幟」もビニールで見ることができませんでした。

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↑近隣に小判餅2個、花餅1個を和紙に包み2両1分の金子にみたてた餅が配られるのですが、それは親切なおばさんが「見せたろか~」と。ありがとうございます。

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↑しかも雨は途中からけっこうな豪雨に。。
雨の中での撮影は初めてだったのですが、とてもじゃないがまともに撮れたものではありませんでした。

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↑晴れている時に撮りたかったな~と思いつつ、気持ちを切り替えて。
めでたい行列のようですが、人身御供の名残りと考えると本当なら足取りも重かっただろうなと。

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↑神社に到着。やっとカッパを脱がれます。

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↑。稚児は髪を奉書紙で束ね、「サンドラ」という御幣がついた藁製の輪をかぶり、木綿の梅の裾模様の萌
黄色の着物にしめ縄の帯を締め、かかとの部分に2つの輪が尾のように出た特殊な草履をはきます。
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↑現在はわらじではないようですが、輪っかはちゃんと付けられておりました。

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↑神前に運ばれる白蒸し。

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↑神前に供えられた白蒸しと菓子。独特やわ~!

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↑本殿にて神事が始まります。
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↑サンドラをかぶる稚児。独特のいでたちですが、かわいらしいものです。。
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↑稚児に榊のようなものが渡されておりました。
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↑神前にお参り

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↑以上で神事はおしまい。おつかれさまでした。

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↑神事の最中はやんでいた雨がまた降り出した中、家に帰っていかれます。

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↑神社の裏手にまわると、かつて人身御供としてささげられたと言われる池がひっそりと佇んでおりました。

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↑御朱印もいただきました。

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↑御朱印を書いていただいている様がなんともほのぼのとしていて。

今回は雨を満喫したので、来年はぜひ晴れでリベンジできたらな!と思っております。
他の祭りとはちょっと違う、昔を伝える祭りでとてもいいものでした。
by senbei551 | 2012-10-17 18:48 | ◆大阪の祭り | Comments(0)

時々写真を撮りにいきます。主に祭りと子ども。自分も供奴として住吉大社で祭りにご奉仕させていただいております。


by senbei551